母のタイムスリップ日記
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2004年11月25日(木) みんなで作ったぞぉ〜い!


今日は 同じフロアの家族と二人で考えて「ほうとう作り」をした。
同じフロアには車椅子の方もいる。片麻痺の人もいる。
母のように言葉が理解できなくなりつつ有る人も数名いる。
90を越えた方もいる。
普段は意欲もなくしている人も多い。
そんな人たちが全員作業に参加してほうとうを作った。

テーブルに新聞を広げて汚れ予防。
入所者の方が作られた広告で作った箱をいくつも置いて野菜屑入れにした。
南瓜を半分にして種をくりぬくのは 片麻痺があってもできる。
キャベツは包丁を使わなくとも手でちぎればよい。
ほうとうの麺をほぐすのだって麻痺があっても出来る。
作業のできる人は野菜の皮むき。
里芋1キロ強 じゃが芋2キロ弱 キャベツ半分 人参1キロ 南瓜1個 大根1本 鶏肉1キロ弱 ほうとう麺 
材料のした処理に一時間ほどかかった。
笑顔半分 真摯な表情半分。
みんな それぞれの役目をしっかり遂行できた。
麻痺の有る人が片手で包丁を持って材料を切っていく姿に感動した。
形の大きさはバラバラだけれど煮てしまえば柔らかくなるんだもの…。

煮るのはこちらの役目。
煮干と野菜のおいしそうな匂いに釣られて他の階にいた職員も見学に入らした。上のフロアからも4名ほど参加した。
包丁とピーラーは我が家からも持参したがそれでも足りなくて キッチンバサミも使った。

野菜が煮えてきた時 小さな皿に汁を取ってみんなに平等に味見してもらった。「じゃが芋の味がする」「おいしい」様々な声が聞かれた。
麺を入れて 味噌を入れて 最後にキャベツと絹さやを入れて完成。

職員も家族も「多いなぁ〜」と言っていた。
私も材料を考えるのに苦労した。
ガス台は家庭用の大きさで 2つの大きな鍋が何とか乗った。

「盛り付けは みんなの目の前でやりたいね」と言う案を受けてテーブルの真ん中にでーんと置いた。
そしておきな丼に盛り付けた。
普段茶碗に軽く食べているのだが…今日はみんなおかわりをして…。
瞬く間に消えていく。。。

職員も私たちもみんなと一緒に食べた。
「おいしい」と言う声が圧倒的だった。

少し残った分は下のフロアの方におやつ時に食べてもらった。
おそらく全量完食の筈だ。

「やってよかった。何故 そうしたいと思ったか良く判った。またやってみたい」と乗ってくれたご家族が言った。
本当は私達親子と もう1組の親子でお出かけの予定を組んでいたのだった。
でも何だか自分たちだけ楽しんで他の方の楽しみがないのがとても気になっていた。だから「ほうとう作ってみない?」と誘ったのだった。
今回は 施設負担は水道ガスの利用のみで材料全て2家族のみの負担。
幸いじゃが芋と大根は我が家に頂き物があったから…。

全員参加でき おいしく食べられて良かった。
食事の時間もいつもより1時間ずれたのでお腹も空いていたかもしれない…。

食後 いつものように母とお散歩。
そう母のリハビリも予定通り行ってもらった。
最近の母は お散歩が苦痛である。
かなり無理を強いている。歩く事はやっぱり外せない。
大きな声で唄ったりして出来る限り楽しめるようにしながらのお散歩。
今日も何とか一度の休憩を入れて 頑張ってもらった。
施設に戻ってからおやつタイムにした。外の風はちょっぴり冷たかったから。

ご家族と話しながら帰宅。
「これはね はなさんだからできる事だと思うよ」と言われた。
「考えも付かなかったもの…」と。
でもね グループホームってこういう事が出来るって思っていたんだ。。。
おそらく入所したての頃の母なら今よりずっと出来ていたはずで…。
それができなかったと言うのはまことに残念。
繰言を言っても始まらない…これからもみんなで出来ることを探してチャレンジしてみよう。。。
みんな 持って入る能力は未だ未だ有りそうだから…。


 


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