母のタイムスリップ日記
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2004年11月05日(金) たった一言なんだけれど…


 利用者さん訪問 
「数日前 他人の手を借りてバスに乗った…。筋力を付けないと…」と散歩を希望された。
2駅先で菊祭りが始まっている筈と思い お誘いしてみた。
もう何年も来ていないけれど…駅前も随分変わったと驚いていらした。
「鄙びた感じが 今心地よいですよ」と喜んで戴けた。
即売の鉢植えを2鉢買い求められた。ほんとは 自分の買い物等してはいけないのだけれど…私も一鉢買ってしまった。
「お天気もいいし 付き添いもいるし…ほんと 良かったわ」と。

活動を終えて スーパーに寄ると「生いか」が特売だった。
GHの職員と「いかが安い時に 施設で塩辛作りましょう」と約束していた事を思い出し7はい購入。予定が詰まっているけれど大丈夫か…と頭をよぎった。が これくらいなら家でも消費できる量だろうと踏み切ったのだった。

家に帰ってみて「やっぱり畑優先だわ」と考え直す。
落花生 ヤーコーンを収穫しナスを引き抜いて次の支度をしないと冬野菜が間に合わなくなってしまう。
ふと 今日のお天気ならGHの入所者も畑は苦痛でないだろうと思い 施設に電話してみた。「都合がよければ 畑に来て見ませんか?」と誘った。
一時間後 入所者3人(母も含んで)が車に乗って畑までやってきた。

始めは「尻餅付きそうで…」と後ろに下がり気味だったが…。
落花生を引き抜いた後は チコリ 青梗菜 空芯菜 人参 ヤーコーン等次々 採り入れていた。
活き活きとした笑顔だった。デジカメに収めた。

取り入れの後 直ぐ傍の公園のベンチでおやつ。みんなにこやかである。
おやつを食べている時 直ぐ近くの見晴らしの良い公園に誘ってみた。
職員は その場所も知らないので ピクニックにも良い場所だから…と案内した。眺望に驚いて貰えた。木製のテーブルベンチもあり車で移動したら充分楽しめると理解していただけた。

みんなへのお土産として 収穫物を半分持ち帰って貰った。
それと 長男から送られて来た 渋を抜いた柿も入所者人数分差し入れた。

その後 畑に戻って畑を耕した。
気が付けば あたりは暗くなり灯りの下で道具を片付けとなった。

心地よい疲れだった。

が 家に付いてポストを見ると 次男宅からの喪中のあいさつのはがきが届いていた。一言も書いてない印刷のみのはがきである。
これで今年はおわりで 再来年のお正月まで便り無しだろうなぁ〜。
お嫁さんの実家のお母様が亡くなられた時 母の分と我が家の分の香典とお花を贈って有る。が はがき一枚貰ってない。
付いたとは思うけれど…少し気になっていた。
お義姉様は 忙しいと思っているので 返事を求めては居ない。
けれど こうやって喪中のはがきをくれるなら 一言書いてくれればいいのに…。私ならそうするけれど…。
弟に一言 言おうかなと思うけれど…。葬儀に行かなかった後ろめたさも有るし…。たった一言で角が立つ事も有るし…。

同じように 長男から届いた柿も…。便りも何も無しの物だけ届いたのだ。
これも 私が 一言「ありがと」とお礼の電話をすれば良い事なのだ。
でも 便りもない荷物を前に「どうしたものかな」と迷ってしまう。
結局 急ぎお礼のはがきを書いて投函した。

丁度 施設の職員から「みんな あま〜い柿だ」ととっても喜んで食べたと電話が来たので その旨も書き添えた。
これくらいが 精一杯の文章だ。

全く持って 困ってしまうほどの意地っ張りである。
普段は もう 何とも感じない程 忘れている事だけれど 弟たちとの間には深い深い谷が有るんだなぁ〜。

母から借りたお金の返済 その方法も無しのつぶて…。
「借りる時だけは頭を下げただけ良いと思わなければ…」と自分に言い聞かせる。

たった一言…「有難う」と言えるって 仲良くしてないと出ない言葉なんだとつくづく感じた。



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