母のタイムスリップ日記
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| 2004年10月25日(月) |
これだから たまらないのよ!! |
利用者さん訪問 訪問した時 利用者さんは 電話の事でお手上げ状態だった。 診療予約を取ろうと電話しても通じないという。 母も病への移行期 電話番号を間違えて なかなか通じないという事があったので少し心配だった。 けれど 番号の掛け違いでないと判って ほっとした。 診療所の予約は プッシュホンダイヤルで取るのだった。 この部分で 話中になってしまうようだった。 代わってダイヤルして無事診療予約を取った。 「私も このプッシュホンダイヤル 苦手です」と言うと…。 「そうよね。機械の声で聞き取り難いのよね」と。 機械操作で迷ってしまうとオロオロとしてしまうのだ。 利用者さんも そういう状態になったのだろうと思った。 その後 食材の調達に一緒に出かけて 副菜(レンコン 人参 ピーマンのキンピラとじゃが芋と肉団子の煮物)を作った。 今日は使いかけの材料を使ってのお料理だった。
活動を終えて家に戻り 急ぎ昼食を摂って母の所に向かった。
施設では 職員と講演会の話となった。 「アルツと診断されて9年 脳の空洞化も凄いのによくあんな風に生活できるねぇ〜。ご主人のサポートがいいのと本人の考え方が素晴らしいのでしょう」と言う話となった。 話は母のほうに変わって「本を読む速度がかなり速い。入所者とのあまりのギャップに感情を入れて読んでもらえる?」と頼むとちゃんと話しかけるようにゆっくり読むんですよ。話されている事理解しているのですよね」と言われた。 確かに入所者の方が本を読むのはゆっくりだなぁ〜と改めて感じた。 読めるという事は 喜ぶべき事なのだろうなぁ〜。
母に「賑やかな所と静かな川べりとどっちをお散歩したい?」と聞いてみると「賑やかな場所がいいなぁ〜行けるの?」と涙ぐんでいた。
「行こう行こう」と言うと急に「魚が ここに来て…」とそれまでと全く関りのない話を始めた。「ふ〜ん お魚がどうしたの?」「お魚がここからあっちへと…。あかししてね…」「ふ〜ん そうなんだぁ〜」と相槌を打っておいた。
着替えをしている時「このブラウスは○○ちゃん(母)が作ったんだよね」と言うと「遠藤さんが作ったのよ」と言った。 「エッ!オッ!そうか そうだった。そういう人に頼んでいた事あったねぇ〜」 病になってからこの「遠藤さん」と言う名前は聞いた事がない。 という事はこの10年余 聞いた事がないのだ。 私の記憶から消えている事をはっきりしっかり話したのだ。 当時の関係した人の名前はこちらから言わないと口に出来ないのに…。 こういう回路の繋がり方がたまらなく 嬉しい。 とっても不思議…。
この前の部分のおかしな話なんてどうでもいい事のように思った。
今日の散歩は バスで一山越えた所である。 今日の母は この場所も記憶に残っているらしく「何回か来たね」と言った。クルクルと階段を登ったり坂を下りたり…。 今日の足取りはとても軽くリズミカルで 鼻歌すら出た。 2日面会をお休みした後とは思えないほどだった。 講演会後の職員の対応に少し変化があったんだろうか?
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