母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月21日(木) きっと 何かがタリンだわ


 昨日 大雨の中 用足しに出て 大荷物となり帰路はタクシーを使った。
丁度 車椅子の人が乗車しようとしていた。
とても大柄な奥様で 介助なさるご主人はちょっぴり細かった。
運転手さんも降りてきて介助なさろうとして入らしたが…「どうしてあげたらよいのかなぁ〜」といった風だった。
車椅子から身半分 車に乗り込んでいたが…どうにも危なげ。
傍に行って「お手伝いしましょうか?」と言うと もうそれ所でない様子。
ふと見ると車椅子が開いたまま雨に濡れて始めていた。
急いで畳んで運転手さんにお願いした。
視線を戻すとご主人が「そおれっ!」と掛け声を掛けると奥様がぐっと腰を上げ奥に移動…それを数回繰り返してちゃんと車に乗り込めていた。
絶妙な阿吽の呼吸に感動するばかりだった。

私の後ろに控えていた方は 出張帰り風の男性。おそらく私と同世代のように見えた。
その方が深くため息を付いて「もう直ぐ 来るんだよねぇ〜俺にも…」と呟いた。更に「大変だよね。俺もあ〜なるんだ」と。
返す言葉を探せなくて…ただ ニコッと笑うしかなかった。

同じ場面を見ても こうも感じ方が違う物なんだなぁ〜と思った。
こんなに明るく介護できる人 あまり見かけないのに…。
それにしても こんなに雨の中 どんな用があったんだろうなぁ〜。
通院かなぁ〜。。。

覚悟を決めた台風だったのに 肩透かしを食ったような晩だった。
あちらこちらで被災されている方は ほんとにお気の毒である。
台風一過の青空もなくて…午前中はお天気を見ながら洗濯した。

午後 母の所に出かける。
今日はリハがお休みなので…久々にゆっくりの木曜である。

出かける前に 新しい衣類と靴下に名前を縫い付けた。
夏物靴下は 色も薄いので油性ペンで間に合うけれど…秋物になると濃い色なので 縫い付けるより他ない。
ほんとは 母と一緒に作業したい所だけれど…時間がない。
離れていると こういう時ちょっとした時間が取れないのが不自由である。

施設に着いて 着替えをして新しい靴下を渡すと「新しいのだねぇ〜」と母は言った。
くるりと裏返して足首に当たる所の名前を見せた。
「○○ △△」と名前を読み「わたしに?」と言った。
瞬間は自分の物と判る。

今日は 美容院に出かけた。
生憎 スタッフ二人がいなくて 時間がかかるという事だった。
時間つぶしに外に出ようかなと思ったら「待っていたほうがいい」とオーナーが言うので待つ事に。
直前にお茶だけ買ってきたので 助かった。母に水分補給だけは出来た。

10月に入ってしまうと 暮れから逆算して美容院に通う事になる。
予定通りには行かない事も有るけれど… これで11月末にちょっときつめにパーマをかけてもらって 12月にカットすれば お正月を迎えられるだろう。もう そんな季節になってしまった。

母と一緒の時には 母だけが通例だけれど 今日はカットだけなので私も一緒にカットしてもらった。

昨日 夫が言っていたことを思い出したからである。
「あのなぁ〜。以前は『奥さん偉いねぇ〜』と言われていたけれど この所『奥さん疲れているんじゃない?』って言われるんだよ」
何処で誰が見ているものやら…。
先日もスーパーで母と一緒の所を見た人がいて「レジを終えた品物をどんどん詰め込む母を怒らずに『ちょっと待ってね』と対処していた…」と夫に話した人がいるらしい。

介護でくたびれると言うのでなくて…時間に追われて身だしなみを整えることが足りないのだ。
先日の裏返しでもそうだけれど…鏡をあまり見ない。
その上 洗いっぱなしでよいヘアスタイルなので ちょこっとヘアワックスをつけてボサボサ…。だから 余計にそう見えるんだろう。
自慢じゃないけれど 勿論 お化粧もなし。

大反省と言う所までは 行かないけれど…。
今朝は頑張って ちょこっと鏡に向かって化粧をしてお出かけし美容院でお手入れ。。。と言う訳。

ちっとは 「お疲れ」に見えなくなったかしら???
自分ではおしゃれしているつもりだけれど…きっと何かがタリンだわ。





はな |MAILHomePage

My追加