母のタイムスリップ日記
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2004年10月11日(月) 「…」


 何とも気の重い事なのです。
失敗なんて当たり前とは 思っているのに…。
明け方 母をトイレに誘導する事が出来ませんでした。
完全に寝入っていました。
「ガタッ」と言う音にも「あれ 今日はゆっくりって夫が言ってのに…」と布団の中で考えて居ました。
次の瞬間「うっ」と思い「スワッ」と起きました。
寝室を出ると母がトイレの前に立っていました。
昨夜「○○さん(母)は1人でトイレに行けるのか?」と夫に聞かれて「無理だと思うから起すのよ」と言っていたのに…。
ちゃんとトイレの前に立っていた。
「トイレ?」と聞くと「うん」と言う。
ドアを開けると「そうそう ここだよね」と安心した様子。
母の後ろからそ〜っとパジャマのズボンに触れてみた。
当たり前だけれど「ぐっしょり」だった。母は「水がぁ〜」「水がぁ〜」と繰り返して言った。
「ごめんね」と母に謝ると「ううん」と言った。
着替えは枕元に準備して有るので母の部屋に行くと…障子戸が開いていた。
「ガタッ」と言う物音は 母がトイレを探していた音だった。
枕もとのぬいぐるみは 移動していたし 少しの飴とクッキーは全部なくなっていた。
母はどのくらいの時間 起きていたのだろう。。。
横漏れしたとしても…2時間くらい経ているのではないだろうか…。
最終トイレが一時で勢い良く出ていたから…気持ちも緩んでいたんだろう。

下着を替えながら すっかり冷たくなった太ももを撫でてしまった。
布団の上にはシートを敷いていたので布団に影響はなくて…シートを外して再度布団に入って貰った。
少し添い寝をして温めてあげているうち 母はまた寝入った。

しかしなぁ〜。たった一晩の事なのに…緊張感が足らないぞと猛反省。

挽回を決めて 朝食後はお散歩に出た。
明け方の事等 母はすっかり記憶にないようだが…。
途中で知り合いや利用者さんと出会う。
「まあ、歩き方もしっかりなさって…」と口を揃えて言われた。
同じ時期にお母様がデイに通っていらした方は「お元気ですねぇ〜」と言う。お母様は ショート利用の前は 母と同様にメソメソ涙ぐまれていらしたのだが…昨年天に召されてしまっている。

遠回りして家に戻った。
お昼は栗ご飯を炊いた。赤米も入れて…。
ホカホカのご飯を昼食に食べて貰って ようやく自分の気持ちが落ち付いた。食後 娘が入浴するというので母も入浴させて貰った。

明日は通院も有るので お昼前には施設に帰すつもりだったけれど…。
3時頃まで家にいて貰った。

施設に付いた時 それまで笑顔だったのに表情が曇った。
「どうしたの?」「ここは大きい人がいるところだね」
「いや?」「うん」「。。。。」


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