母のタイムスリップ日記
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ピーナツの続編から… 知っている人は おかしいなと思っているかもしれない。。。
小さなピーナツの形をしたものは どうやら殻のようである。 (夫の言った事は正しくなかったという事である) つるっとしていて ピーナツの殻独特のガサガサがないし 形も豆と同じだったので てっきり豆そのものと思ったのだが…。口にした瞬間の苦さから豆でないかも…と思った。 中を割ってみると2・3ミリの豆が入っていた。 どういう感じかと言うと ソラマメ見たいに綿の中に包まっている感じ。 ソラマメは綿みたいだけれど…ピーナツのそれは湿っている。 成長するに従い外側がガサガサになってくるようだ。 殻が大きくなると中の綿みたいな部分がだんだん薄くなって空洞が出来るようである。綿見たいな部分は豆の栄養にでもなるのかな? 2・3ミリの小さな豆でも豆の味はする。 ただ やわらかい。。。 殻と豆の間には茶色の薄皮が有るが それも成長と共にはっきり出来てくるようであった。 落花生と言うのは 文字通り花が落ちて地中に潜り込んで出来るから…なのだろう。花が落ちると言うのは正確な表現ではないけれど…。花の咲いた下から伸びた茎のような物が地中に潜り込むのだ。
ネットで調べても肝心の豆の育つ様子は 見当たらなかった。 観察はほぼ終えたので 今度はゆっくり調べてみようと思う。
今日は台風一過の青空とは行かなかった。 曇っていたので持つかな…と思ったけれど 霧雨がパラついて湿っていた。 母も湿っていた。 「かえるぅ〜」「でも 家がない」「帰れない」。。。と。 話も支離滅裂で殆ど通じない。 ちょっとでも離れようものなら…「いなくなったぁ〜」と泣いた。 子供の後追い泣き状態だった。 状態によっては 家に泊めようと思って出かけたので「今日は家に泊めます」と職員に伝えた。 外に出ると「おかちゃん かえるぅ〜」と言う言葉が消えた。 そして訳の判らぬ事を質問してくる。 バスに乗っている時も「子供は 袋の中にある?」といった調子だ。 それでも メソメソしないので気分はよいのだろう。
駅周辺は地域の文化祭で混雑していた。 そこで母に抽選をしてもらった。母はトイレットペーパー2個を当てた。 母は籤運が強いのである。
スーパーでお買い物をしている時「うどん食べたいな」といったので「何うどん?」と聞いてみた。考えるだけで言葉が出なかった。 「鍋焼き?肉うどん?」「後のほうかな…」という事だった。 母は繰り返しいえない時が有るのだ。だから2つ単語を並べると後とか前とかと言う事が多くなっているのである。 それでも質問の意味はわかっているようでそういう返事をするみたいだ。 これも食べ物だったり痛みだったりの時に限られるのだけれど…。
家に戻って折り紙を出して折って貰った。 今日は 下準備がないので母のオリジナル。。。作品に仕上がる事はなかった。それでもかすかに残っている記憶を精一杯使っているのだろう。 ピアノの下り方だったり 角箱の降り方だったり…何かを作ろうとした後だけは見えた。 キッチンで仕事している所まで来て手伝ってくれた。 「これなあに?」とナスを出すと「車の子供…」と言った調子で何を言おうとしているかさえ 想像出来ない。 でも人のそばにいたい 何かをしたい…そういう気持ちがそうさせている事だけは感じ取れたので好きなようにして貰った。
食事後 主人がいなくなると…。(居間に移動した) 「お父さん遅いね」と一緒に食事した事等忘れている。 でも この家にはお父さんがいるという事は 判っているようである。 夫が様子見にダイニングルームに顔を出して「ほら 椅子からずり落ちちゃうよ。危ないぞ」と自分に向けられた言葉と理解したようで途端に不機嫌になり下を向いた。 食事の時は隣り合って にこやかに食べていたのにである。 夫が去ると「あの人 もう 行ったの?」だって!
こんな調子で 気分がかなり落ち着かない様子であった。 時計を見ながら「家に帰る」と幾度も言っていた。 「泊まるって言ってあるよ」と言うと「泊まるって言った」と幾度も繰り返していた。そのくせ 時計に目をやり「家にかえる」と言うのであった。 それでも ひところのように興奮して家を出そうになる事はないのである。
きっと お腹が落ち着かないのだろうと思う。 幾度もトイレに誘うけれど出なかった。
食後 柿をむいてもらい夫の所まで運んで貰った。 「出来ない」と言いながら上手に皮むきが出来た。
入浴して就寝。 就寝前 トイレに誘導 ここで。。。 「出る?出ない?」と幾度か踏ん張った後に聞いたら「あんた わかっているでしょ」と怒り口調。。。無理はやめて 休んでもらった。 布団の中で暫く目をパッと開いて様子を見る風な事を繰り返し そばにいるんだなと感じたようで軽い寝息を立て始めた。
今夜は ゆっくり眠れるのだろうか。。。
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