母のタイムスリップ日記
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2004年09月19日(日) グループホームの家族会


 今日は 敬老の日との連休である。
おそらく 家族会の日に今日を選んだのは家族が出席しやすいように…との配慮があったのだろうと推測している。

GHのこの一年の決算報告と質問や苦情を聴く会でも有る。
昨年は 家族の感謝の言葉が多かったように記憶している。
あれこれと質問するのは 私ばかりだったような感じがする。

今年は少し違った。
言わない人は やっぱり何も言わない。

今年は なかなか聞けなかった通院介助や金銭管理費等の質問をしてみた。
「うちの場合 原則家族の責任での通院だけれど 止むを得ない時は職員が同行するが 通院介助の費用は取らない。金銭管理も原則はしないが 希望で預かっている人の場合でも 管理費は取らない」と言っていた。

これを聞いてよい施設とするかしないかは 個々の判断になるだろう。

有る家族が「痴呆の症状が進行している居るように思うが 施設にボランティアを入れたり 職員の工夫などで 生活リハ 歌唱 計算 漢字等のリハや散歩を取り入れられないだろうか?」と質問。
これに対しては 施設側も考慮すると少し具体的な話をしてくれた。

これは 職員も大変な部分も有るので家族が出来る範囲で連れ出して良いかと質問してみた。
これに対しては お互い了解を得られるのなら その中でなら可能という事だった。

旅行に関しても 質問。
今年は 少ない人数で職員に負担にならないようにしてみようと思っているとの回答だった。
家族は 職員も家族も負担が強くならない範囲で できれば全員でが望ましい…とお願いした。

他にこの一年の事故の報告もあった。

今年の家族会は こんな風に質疑応答が出来てよかったと思う。
でも どうしても施設側の良い所を強調する感じになってしまうのは しようがない事だろうかな?私がひねているからかな?

初めの頃と比べると肩肘張ったような所が 消え始めている。
勿論 こちらもいろいろ判ってきた面も有るだろうと思う。

介護者ネットワークの仲間には グループホームや特養に入所している方もいる。そこからの具体的情報も得ている。
違いも大分見えてきている。
見学には行けない日々だが…いろいろ情報は交換できている。
私自身は そういう情報を持っているので その中での比較が出来 全く判らないという状況で無くなった。
もう少し 家族の意識が高くなってきたから徐々に話し合っていければよいだろうと思う。
今は 施設で足りない所は 家族が補う方法でじっと待っているしかないだろう。

痴呆の進行を緩やかに抑えるリハの数々の話は 入所以来 ずっと感じてきた事だけれど…ようやく家族からポツポツと出るようになった。
母にとっては もう遅い感じがする。
でも 母の状態に合わせたものがあれば 出来るだろう。。。

さてと 私が出来る事ってなんだろうな?

家族の会が済んだら 2つのフロアで中華料理コースと和食コースに分かれて職員 入所者 家族とみんなで調理して会食した。
母を連れてフロア移動するともうお仕事を始めていた。
慌ててお手伝いしようとしたら…ご家族から「お母さんしないの?」と聞かれた。ちょっぴり反省。施設の調理は時間に追われるのでついつい自分がしてしまう事が多くなっていた。
母にバトンタッチしてやってもらった。
が 最近の母は いろいろ判らなくなっている事が多くて ついつい口を出してしまう。
丁度向かい合って作業していた入所者が「おかしくなった時に口出しすればいいでしょう」と声をかけてくださった。
これにも「ハッ」とした。「そうでしたね。そうします」と返事した。

出来なくなっているけれど 出来る事はある。黙ってみているつもりだけれど…急ぐ時は 手出し口出しが多くなっている自分と出会って猛反省。。。

今日 母のフロアに行った時 母を探し出せなかった。
いつものメンバーしか居なかったのに…人の間に座り 頭をうなだれていたので見えなかったのだった。
おそらく 困っていたのだろう。
居室に入って 抱いてあげても不安げな表情は消えなかった。
2日間面会してないので…。
トイレに誘って 排便を促す。今日はタイミングが良かった。
うなだれていたのは 排便だったのだろう。
トレパンも2回分ほどの尿があったようであったので気分も落ち込んでいたのだろう。
母の表情は徐々に良くなっていった。

そういえば 今日「助けてください」と小声でいう入所者が居た。
そばに行くと「おトイレしたいのです」と言われた。
母と違うフロアの人なので トイレに誘導しようと移動始めたものの 何処が居室で何を使っておられるのか全く判らなかった。
職員に尋ねると「私がやります」とバトンタッチできた。

しかし…こういう訴えを母も居室でやっているんだろうなぁ〜。
「助けてください」は母の専売特許ではなくて 痴呆の人の叫びなのだろう。。。やはり いつも誰かがフロアにいるって大事な事じゃないかなぁ〜。。。排泄は最後の砦でもある。
恥じらいを持って言葉にする…その場に人が居ないって 辛い事だよねぇ〜。

こういう会も 経験を重ねてくると 随分様相が変わってくる。
初めの頃の事を思うと ほんとに変わったなぁ〜と思う。
勿論 良い方に変わってきている。。。




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