母のタイムスリップ日記
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2004年08月29日(日) 白熱した話題


 先日の介護者ネットワークで白熱した話題があった。
マイケアプランの島村さんがお話した後で…。
「ケアマネさんの仕事 ケアプランの締めの時かなり忙しいって聞くけれど…そうだったら セルフのプランなんて大変でしょ…」と言う話から始まったのだが…。
ケアマネさんはケアプランを立てる事もあるけれど「個々のプランが適切か」と言うチェックをするのも仕事だよねという話が出た。
それに 介護者は「痴呆がどう進んで行くか 今 どのあたりか…」というい話も聞きたいという事だった。
この部分については通院時に医師にも聞けると思うが…沢山の症例を見ているケアマネさんの方が 実際の所良く見えているだろう。
でもケアマネさん 現実には それが出来ないほど忙しいらしい。。。

介護家族の会に加わっていれば 家族の話を聞いている内に見えてくる事も多いのだが…。
痴呆の介護が始まったばかりだとお先真っ暗状態となりやすいのも事実である。

もうひとつの話題は 徘徊である。
ある参加者が 夕暮れ時 ご近所の高齢者が徘徊していたと言う。
この方はご近所でも有名で 直接知らなくても何処の誰かは直ぐ判る方だったらしい。危ないので家までお連れしたら 門前で「私 この家 嫌なんです」と言われたそうで…。
ご家族が戻っている様子もなくて さりとて放置も出来なくて…自分の家族のいるところまで連れて行ったそうだ。
が家族は
「なんて事を…。これじゃ誘拐犯になってしまうよ」と怒られたそうだ。
「じゃ、こんな時どうすればいいのかぁ〜」と質問を投げかけたのだった。

徘徊された家族は 普通交番に連絡するのが通例である。
知り合いの方は「徘徊がわかると直ぐ交番に電話して 見つかるのは大体2.3時間後くらい」と言っていた。
今は 徘徊探知機と言う物もあり警備会社との連携で探し出せる。
これは 自治体で補助してくれている所がある。
でも これだってなんかの弾みで外れてしまう事だってある。

だから 徘徊者を見かけたら交番に連絡と言うのが通例の筈。

私も徘徊者を見かけたことがあり たまたま近くに支援センターがあったのでそちらで保護して戴いた。

参加者の中には ご家族の了解を得て置けばよいのではないか…という意見もでた。

徘徊者をどうして上げるのか良いか…。
参加していた医師の言葉が印象的だった。
「自分は田舎で育ったから 手を引いて連れて行き暫く預かるというのがいいと思う」
基本的には わたしもそれがいいと思う。
けれど 痴呆に理解のない社会であり また面倒な事に関らない…という風潮もあることも否めない。

地域力が着けば…自由な徘徊もいいのかも知れない。

今日の朝日の社説でも触れていたが…。
「痴呆者に寄り添うような介護をすれば 徘徊や妄想等がなくなる…という事が判ってきた」とあった。
でも 介護をするものが付きっ切りでの介護と言うのもかなりハードであり
そのストレスは大変なもので…介護者が病ととなってしまう事も多い。
問題行動が多いから 介護を放棄していると言い切りをするのは危険だろうと思う。一概に介護放棄と言い切れない部分もあるからだ。

やはり先に書いたように 地域での見守り…これが大切と思う。

実は母を家に向かえた時 近くの交番にお話に出かけた。
「今は 徘徊はありませんが…。痴呆ですので先の事は読めません。顔だけ覚えていてください。若し1人で歩いていたら保護してください」とお願いしておいた。ふるさとでは幾度となく徘徊し交番に保護された事もあると弟たちは言っていたから 予防のために申し出たのだった。
でも 母から徘徊された事は 一度もない。

準備があれば ゆとりも出るかも知れない。。。

高齢化社会における痴呆ケア」と題して京都で国際アルツハイマー病の国際会議が10月15日から開かれる。

ネットワークの仲間「若年痴呆の彩星の会」にも痴呆者自身が会に入って 痴呆とはどういう事かを語り始めているという。
「残念な事に 若年痴呆の場合進行が早くて…」と彩星の会の干場さんが話していらした。

だんだんに痴呆症になった人がわかり始めてきた。
もっと 痴呆者の人権を尊重した社会になるように…と祈らずに居られない。


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