母のタイムスリップ日記
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後ろめたさを覚えながら家を出た。 この時期だから 混雑を覚悟していたけれど…。 ホームには 長蛇の列がなく自由席にちゃんと座れて拍子抜けしてしまった。家人には 散々切符買うように言われたけれど…良かった!
故郷のひとつ手前の駅に降りて 夫の友人宅に寄った。 夫の友人は 体調を悪くしていた。 人づてに聞いてはいたけれど…何も知らせて来ないので 知らないことにして我慢して数年過ごしたけれど…。夫が「寄ってきてくれ」と言ったので前日に電話して「寄らせてもらうね。知ってはいたけれど…我慢していた。でも もう 寄らせてね」とお願いしたのだった。
駅まで 友人の奥さんが迎えにきてくれていた。 久しぶりの出会いだった。 思ったよりお元気で それが何より嬉しかった。 ただ 気力が湧かない様で…奥様が苦慮されているのが見えた。 今年中に 我が家に是非とも泊りがけで遊びに来て欲しい…とお願いした。
同窓会の会場まで 奥様が送ってくださった。 途中 父の眠っている霊園に寄って貰った。 家の方を向いている墓の前で 母が元気にいる事を報告。連れて来ない親不孝を詫びた。きっと 近いうちに母を連れてくるから…と約束した。 友人のご両親が眠る墓にも寄らせて貰った。 夫の友人も 家の墓にも私の友人のご両親の墓にも手を合わせてくださった。
宿に荷物を置いて 会場へ。。。 4年ぶりに出会う。4年前 元気にしていた級友が2年前 急逝なさった事を知った。とてもお酒が強くて お元気そのものだったのに…。 また 会の数日前に級友のお母様が亡くなったという事で欠席の方もいた。 その方のお母様は 両親とも良く知っている方である。 4年前「口が元気すぎて なかなか 大変だよ。。。」と苦笑いしていたのに…。 学年会なので ほんとに賑やかである。 昔の話に花が咲き 懐かしい顔ぶれににこやかに挨拶を交わす。 卒業以来 初参加と言う同級生がいらした。 昔からマイペースを貫く方だったけれど…相変わらずだった。 考えると 級友たちはみんな 昔と同じなのだ。 大きく変化した人など居ない。 中には 純粋にあの頃の儘という人もいるけれど。。。 長い年月を重ねて それぞれ歩んだ道も違うけれど…悪口や陰口を叩く人もなくて。。。 地元に住む方は 深く根を下ろして…。 それが たまらないほど逞しくかんじた。女性も男性も。。。
故郷の夜は 更けるのが早い。 午前零時を境にそれぞれ家路に着いた。次回のオリンピックまで元気でいようと。。。
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