母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年07月05日(月) あせ アセ 汗…


 利用者さん 訪問。
行くまでに汗びっしょり。気温はそう高くないのに…湿った風が吹くからだ。
チャイムを押すと「はぁ〜い」と弾んだ声が聞こえた。
「今日は きっと楽しいお話だな」と感じた。
ドアを開けると直ぐに「金曜日はごめんなさいね」と早速金曜日の出来事のお話をしてくださった。
利用者さんの妹さんや甥っ子さんご夫婦がお見えになったそうで ご馳走を作ってお家でゆっくりなさったそうである。
昔話や今のお話に花が咲いて とても賑やかだったという事だった。

お話は甥っ子さんの生い立ちにも触れて…お話が長くなりそうだったので取り敢えず洗濯機のスイッチを入れさせて貰った。
「座ってください」と言われ暫くお話を聞かせてもらった。
動かないとお話が途切れそうにも無かったのでチラッと時計に目をやったら「今日はお買い物をしたい」という事だった。
キッチンに目を移すとなにやら材料が出ていた。
煮物をひとつ…そのためにお買い物も必要と言われた。
キッチンには 他にチキンカツレツが有った。
「朝 作ったのですよ」と言われた。他にも野菜スープが有った。
野菜スープは 以前 「つかれたお野菜はベーコンの切れ端を加えて野菜スープにすればいいですよ」とのアドバイスを思い出して作られたと言われた。すごい。しっかり覚えていらっしゃるんだなぁ〜。

それにしても…嬉しい出来事があると ここまで気持ちに張りが生まれるんだなぁ〜。人の気力ってとても不思議だ。

買い物に出かける足取りも軽く 食べようとする意欲もすごい。

利用者さん 減量に成功しており 食事の大切さを痛感なさって居られるのである。甘いものや間食を極力避けて 食事もお野菜を中心になさっている。うまく行くと 全てが良い方に動き出すから不思議だ。

外はやっぱり暑くて…スーパーの冷房がありがたく感じた。

買い物を済ませて 煮物を鍋にかけてから 洗濯物を干し掃除機をかけた。
やっぱり 汗が出た。

煮物が仕上がった所で 時間となり帰宅。

家には 体調を崩した娘がいる。
昼食をとり 通院する娘の車に便乗して母のところへ。
これだけは 汗が出なくて助かった。

母は、パジャマのズボンを着用していた。
午前中 熱っぽかったので横になって貰ったと言っていた。
でも母は 私の顔を見るなり「外に行くの?」と言った。
外に出たいのだと直ぐわかった。
着替えて 持っていた紅茶を飲んで貰い外に出た。
「元気?」と聞くと「元気」と言う返事。
バスに乗って移動。
おいしいコーヒー豆屋があると聞いていたので そこまで出かけた。
アイスコーヒーを飲む。
母は、汗が一杯出ているせいだろう…お水もがぶがぶ飲んだ。
少し近所を歩いて…またバスに乗って施設に戻った。

施設に近くなると 不安な表情になっていくのを感じた。
トイレでもそうだったけれど…下の始末をしていると「有難う…」とか細い声でお礼を言った。排泄の不安があるのだなぁ〜と感じたがどうする事も出来ない。せめて居る時だけは しっかり手当てしてあげよう。

居室に入った途端 窓から外を眺めて「おかあちゃ〜ん。行かないでぇ〜」と言う。振り返って私がいるのがわかると「何だ。何処にも行ってないんだね」とニコニコした。
少し可哀想になり 身体を清拭し汗を拭いた。その後洗面台で洗髪した。
少しのおやつと残ってる紅茶を飲んでもらい歯磨きをした。
そして編み物を渡すと 母は鎖編みをはじめた。
湿度が高く 気分が悪くなりそうだったのでエアコンを入れてあげた。
気持ちも落ち着いたようなのでそっと施設を後にした。

外に出ると やっぱり暑くて汗が じわじわと滲んできた。
明日は 更に湿度も気温も高いって…。ぎゃ〜梅雨は何処に行っちゃったの?


 


はな |MAILHomePage

My追加