母のタイムスリップ日記
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2004年06月27日(日) 猫に干物…


娘と共に母の所に出向き 外出。
今日は お抱え運転手付きで楽チン。
くたびれ果ててる姿にしょうがなく付き合ってくれたのだろう…。

お昼も娘の奢りだった。
入ったのは チェーンレストラン。
昨年 母がお絞りを口に運んだ…その店である。
私が離れた隙に今日も同じような事が起きたようだった。
娘が「これは 何?」と聞くと「判らない」と言ったそうだ。
「お手拭だよ」と言うとしっかり手を拭いていたそうである。
つまり「何か判らないけれど食べ物ではないか…」と思ったのだろう。

お店の人がメニューを運んでくれ 接客もパーフェクトだった。
その時に母が「この言葉は何語ですか?」と聞いた。
お店の人は 母が痴呆なんて判らないからきちんと説明を始めた。
でも説明を聞いても判る筈もないのだ。
母が知りたいのは「何語?」と言うひとつだけなのだ。
「さぁ〜何語でしょうね」で事は済むのに…。
フユフユと雰囲気の後に…。
「判らないですねぇ〜。きちんと調べておきます」と見事に決められた。

母は どうも胃腸の調子がイマイチの様子だったが それでも私たちと同量程度は食べた。
ひとつ困った事があった。
小さくカットされたメロンに皮が付いていた。
当然皮は残すだろうと思っていたら…食べた直後はちゃんと皮を残していたのに…。皮だけになったら何か判らなくなってしまったようで皮も口に運んでいた。口をあけてもらって皮を取り出した。
それからは 皮を外してお皿に置いた。

レストランを出て 知り合いの電気屋さんに寄って ようやくファクシミリを手にした。母も車から降りたのだが…降りる時ちゃんとドアノブに手をかけて自分で開けた。
こういう感覚は まだ残っているんだなぁ〜。

家に着いて ファクシミリをセットしている時 何の脈絡も無いのに 母が猫の話を始めた。
「猫は干物を食べるだろうか?」「はて?」と思って聞いていると…
「猫に干物を食べさせたいのに…干物を食べない…」
娘と顔を見合わせた。
そう きっと「猫ロボ」だ。
「干物を食べる猫飼いたいの?」と聞くと「買いたくない」(ここが難解)
「猫 怖くないの?」「怖くないよぉ〜」(本物の猫だと後ずさりするのになぁ〜)
質問を変えて
「猫ちゃんの名前は?」と娘が聞いた。「んと…んと… 忘れたなぁ〜」
「白ちゃん?」「ん〜 しろいねぇ〜。なんて呼んでいたかなぁ〜」
「飴やお菓子は好きかしら?」「それも食べないよぉ〜」
やっぱり猫ロボだ。
「2匹の猫とも食べないんだぁ〜」
施設の別のフロアには 本物の猫もいる。
時折 母の居るフロアにも連れてきて猫ロボと2匹になる時もある。

急な話にちょっとびっくりしたけれど…きっとここ数日の間にそういう経験がありその場面を思い出したのだろう。
「猫に干物かぁ〜」何から連想したんだろうなぁ〜。

話は変わるが…。念願の普通紙ファクシミリとなった。
いろいろ探したけれど… 結局 夫が買ってくれた。
だから こちらの希望の物ではないのだが…それでも 悪くなかった。  娘が「珍しく センス良いねぇ〜」と夫をからかっていた。
メール機能まで付いている。お料理の作り方までも…。
電話帳に登録しなければならないが…文字の打ち込みが面倒。
これじゃ 携帯でメールなんてとても出来そうに無い。
ゆっくりと登録する事にした。

早速 友人に送信。
ファクシミリは受け専門になっていたので送信はほんとに久しぶりだった。
「メールだと打ち込みが面倒で…やっと書いて話せる様になってよかった。これでグンと距離が縮まったよ」と喜んでくれた。
実は 私も嬉しい。
生の文字…直接感覚が伝わってくるのだもの…。


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