母のタイムスリップ日記
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2004年06月21日(月) 痴呆にならない保障がないなら…。


 利用者さん訪問。
利用者さんは 先週の出来事をいろいろ話してくれた。
私が訪問していたのに気が付かなかった事があった。
少し気になっていたのだけれど…。

と言うのも歯茎が炎症を起こしていて 食べ物を制限なさって居られたのだった。
利用者さんが言うには「キュウイの種が入れ歯と歯茎の間に挟まってしまい…」と言われた。
キュウイの種がそうなる…という事は 随分前におばから聞いていて知っていた。ただ 炎症を起こすとは…。
おそらく 歯磨きの仕方も関係しているのではないかと思った。
利用者さんも気が付いて居られるようで 歯磨きをして やわらかい物を食べて良くなるのを待ったそうである。

やはり「おかしいかな?」と感じた時は何か有るのだなと改めて思った。
具体的な苦痛の訴えは無かった。
でも ゴミの種類を見た時「食欲が無いのでは?」と漠然と感じたのだった。週に2回の訪問なので 次の時まで様子を見られるから…と思っていた事もある。

幸い 利用者さんの工夫で良くなられたので 良かった。
あまり先走って 利用者さんの判断力 工夫する機会を奪ってしまってもいけないし…難しい所である。

午後 家族の会の「痴呆を介護する方のミニ相談会」に出かけた。
始め 精神科医の講和があった。
この話で興味深い部分が…。
と言うのも私自身も何となく「そうじゃないかな?」と感じていた事を先生も感じられていらしたのだった。
この先の話は確実なものではない。
いろいろのデータから読み取れる事をお話くださったのであるが…。

特にアルハイマーに関して…。
・高脂血症があるとアルツになりやすい。
・興奮が多いとアルツには良くない
また 呆ける為の準備
・家庭外の人に対してオープンな方
・人間関係を良好に保てる人の方が介護しやすい
という事だった。

興奮と言うのは 怒りっぽいという事だけでなく泣いたり嘆いたりの感情の起伏…という事であるという。

後の部分での呆ける為の準備。
誰にも 痴呆にならないと言う保障はない。
今 痴呆の人だってなりたくてなった訳ではない。
痴呆にならないという保証が無いなら「いかに迷惑をかけないで済むか」が課題だろうとぼんやり考えていた。

よく「在宅でなく施設に…」と言うけれど。
結局は 誰かに介護してもらうのである。
家族であろうが 専門職であろうが 大変さに変わりはない。
同じお世話になるなら…介護しやすい人でいたほうがよいかな?と思うようになった。
そのためにどうすれば良いかと…と母や利用者さんと過ごしながら考えていた。その考えが精神科医が感じている事と一致した。



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