母のタイムスリップ日記
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2004年05月12日(水) 伝わったかな?伝わったよね。

 今日、ご近所さんが「やっと、身体が調子よくなってきた」と話してくださった。木の芽時以来、体重減少、胃腸の不快感、不眠等で繰り返し通院なさっていた。
母の所や利用者さん訪問の度に 通院途中のご近所さんと一緒になっていた。医師からは「何処も悪くないですよ」と言われていたので 季節の変わり目で体調が悪いのだろうな…と思っていた。

ふと 気が付けば…。
私自身も、気分的な鬱状態から 抜け出したなと思った。
やはり、新芽の揃う(連休が過ぎる)まで…は落ち着かないものだと改めて感じる。

庭木の手入れもいよいよ終盤となった。
今日も「のこ」を使って ばっさばっさと切った。
「休息なしで 良く続くねぇ〜」と言われたけれど…。
母の事があるのでご近所さんと比べると やはり出遅れているのである。
家族の手伝いも当てに出来ないし…。
春と秋は 仕方無いだろう。

友人の頑張りを思えば 音を上げる状態ではないのだから…。

昨日、自分の誕生日と母の日のお礼の言葉を伝えた。
話す前に「私は○○ちゃんの子供。○○ちゃんは 私のお母さん」と幾度も繰り返し言って 母が母である事をまず訴えた。

最初、お散歩しながら伝えると「こっちこそ 有難う」と返ってきた。
家に戻って お茶を飲みながら「大好きよ。お母さんのおかげでここまで年を重ねられたのよ。有難う」と言ったら母は グッと来た様子だった。
「育てるの大変だったでしょう」と言うと「いやぁ。何もしなかったから…」と言う言葉に 今 「わが子」と認識しているんだなと感じた。
「何も出来なくてねぇ〜」と言う母に「いっぱい長く生きているだけで充分だから…有難う」と返した。

もし 母が痴呆と言う病でなかったら正面から 言えただろうか?
照れも有るだろうし、ぶつかりもあるだろうし こんな言葉はなかなか 言い出せなかっただろう。
だとしたら、親に感謝する心を作ってくれた病に感謝しなくちゃいけないかな?

でも、病と引き換えに得た機会と 言葉にしないでも元気同士で楽しい事ができただろう日々と 私たち親子にとってどっちが良いのだろうか?
結論は…でない。



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