母のタイムスリップ日記
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2004年03月20日(土) 牡丹餅なし…


 春分の日だというのに…今年は牡丹餅なし。
昨日、支度しようと思ったけれど みんな仕事で急がしそうだったので取りやめた。みんなが居ないと作る気が失せてしまう。困ったものだ。

使われなかった小豆が哀しげにキッチンに出ている。
こんな年もあるさぁ〜。
言い訳がましいね。単に面倒だったと言うだけ…。

母の所に出向こうとした時 みぞれが降って来た。
こういうのって気持ちが萎えてしまう。
「出鼻をくじく」って言うのかなぁ〜。
それでも 在宅で介護なさっている方を思うと怠け以外の何者でもない。
それに、トレーニングパンツだって無くなる頃である。
気合を入れて外に出た。
こんな日は、歩くにかぎる。スタコラサッサとバスターミナルまで歩いた。
この距離で 気持ちの切り替えするしかない。

母は、テレビを見て笑っていた。番組はわからないけれど…確かサンマと楠田えりこが出ていたような気がする。
気温が上がったり下がったりする時は あまり無理しない方が良いだろうと思い居室で体操をした。
30分は、畳に寝転んで足の屈伸と上体おこしの腹筋。
次に首の運動。
それから 手のグーパーで反射神経磨き。ウインクを左右交互にしてこれまた反射神経磨き。
立ち上がって窓のバーに掴まって身体を反らしたり 膝を屈伸したり。
両足立ちで手を広げて目を瞑ってみる。これは、少し危なげだったので少し身体を支えてあげた。
考えれば、6年位前までは片足で両手を広げて何とかバランスを取れていたのに…。今では両足で立っても危なげなんだなぁ〜。
それから、また 畳に座って柔軟体操。出来る所までで無理はさせない。

ふと思い立って舌の体操をした。
舌を顎の方まで伸ばす。次に鼻先の方に伸ばす。左右にペコちゃんのように移動させる。口の中で細く丸めたり、喉の奥に向かって縮めたり…。
これも訓練である。
母は、鼻先に持って行くのが出来なかった。どう頑張っても上に行かなかった。救いは、最後の方で気持ち上に動いた。少し訓練すればもう少し動きも良くなりそうな気がする。
出来るうちに 少しずつ練習しておこう。

これは、二人で笑い転げながらやった。
うまく出来ない時は、二人で鏡に向かってやってみた。
母の為だけじゃない、私の為にも必要な事だから…。
母が病にならなかったら、こんな事知る由もなかっただろう。


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