母のタイムスリップ日記
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2004年03月19日(金) ウコギが…にんまりです。


 先日の会に 利用者さん担当のケアマネがいらしていたので、利用者さんの様子を伝えた。「家族に伝えるほどでもないのです」と言い添えた。
「近いうちに 様子を見に寄ってみます」と言われていた。

利用者さんを訪問すると 午前中ケアマネが様子見に寄って下さったと言われていた。月曜と違い 今日は割りに落ち着いていらしたので良かった。

今日は、お買い物に行きたいと希望されていた。
利用者さんは、しっかり支度なさっていた。
80を超える方だけれど首に「DKNY」のスカーフを巻かれていた。
「素敵ですね」と言うと「嫁のプレゼントです」と言われた。
「お高い物を…」というと「嫁は、気を使って選んでくれるのよ」と言って居られた。
丁度、私も春物のマフラーに替えたばかりだった。
こちらも、娘のプレゼントで…いえ、DKNYの足元にも及ばないのだけれど…。藍色に黒の模様が複雑に絡む綿の織物である。
「それも素敵ね」とお褒め戴いた。
春物に身を包み お店に向かった。

お買い物は、グラスとスープカップ。
グラスはカットグラスの小サイズを希望されていた。
でもカットグラスで小は見当たらなかった。
別の店にあると思うとお勧めしたけれどそちらまで行く気にはならないようだった。
幸い他の物で気に合う物が見つかったので良かった。
スープカップも重かったり、柄が気に入らなかったり…あったけれど手つきのカップが目に留まったようで…決まった。

お買い物を済ませて「食器が変わると気分も変わるのよね。ほっとしました」と満足そうに言われた。

でも立ち会った者としては、多少の不安が残る。
「こんな筈じゃなかった」とまた替えられるかな?
ま、いいかぁ〜。
ご家族も「本人の買いたい物を買ってもよい」と了解を得ているんだから…。それに 買い物で充分気分転換が出来たのだから…。

利用者さんを訪問する前に庭に出て ある木を見た。
一昨年 故郷のおばからもらった木である。
昨年は、まだ、小さくて葉っぱも少しだけだった。
今年はどうだろうと思って見た。
「ウコギ」と言う木である。
びっしりと木の芽が付いていた。
今年は、ウコギご飯が作れそうである。
「ウコギ」は夫の故郷の義姉がテレビでみて「良いものあるんだね」と言ってくれていたので、何れ義姉にも分ける予定である。
ほろ苦いウコギご飯を食べる日をカウントダウンである。




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