母のタイムスリップ日記
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2004年03月16日(火) 柚子茶って…?


 土曜のリハが祭日の為、今日に振り替えて戴いた。
午前中しか空いて居ないと言うので急ぎ母を迎えに行く。

家に向かう途中、スーパーに寄った。
高齢の方がモタモタと行く方向を塞いでいた。
その人を何とか追い越した時「ああいう時、ちょっとどいてと押したくなるんだよね」と母が言った。まだ、聞こえる場所にいるのではないかと「ひやっ」とした。また、赤いメッシュを入れたお兄ちゃんとすれ違う時も「ほら、見てごらん あの頭 変でしょ」と。
耳が遠いので話す言葉は自然に大きくなる。
病になる前の母は そういう事は言わなかったのに…。
外に出さないだけで、心でそう思っていたのかな?

今日は、足取りがすごい軽かった。
私の早歩きのペースであった。久々に母の健脚ぶりをみた。
療法士さんも「今日は、浮腫みがないですね」と言われていた。
リハを受けるまで眠そうな様子は無かったのに、リハが始まると寝入ってしまった。今朝は早く目覚めたのかな?

昼食後、近所を歩いた。
調子が良さそうなので45度傾斜の長い坂を下りてみた。
降りると里山風の景色となり 母の通ったデイの建物が直ぐ下に望める。
「あれは…あれは…」と言いかけたが次の言葉が出なかった。
「そうだね。学校だね」と言うと「うん」と。
坂を下りれば当然 何処かで上らなければならない。
30度傾斜のダラダラ坂を何とか上っていつものコースに戻った。
大きな家並みが続くと「こんな大きい家に住んで怖いよね」としきりに言っていた。
坂道で体力を使ったので半分のところで切り上げて家に戻った。
家の近くに来ると「おかちゃんの住んでいる所が近いね」と言った。
最近は、私の事を「おかちゃん」と呼ぶ時が度々ある。
今日も興味本位に「私は誰?」と聞いてみた。「○○ちゃん」と言ったので「××は?」と聞くとにやりとして私を指した。
「違うのに…同じなんて…おかしいよね」と言った。
きっと、言っている事がおかしいと気が付いたのだ。
でも どちらが正しいかは 判らないようだった。
こんな風に時折 からかって反応を見る時がある。
母が嫌がる時はそんな聞き方は出来ないけれど…。
今日みたいな日は、大丈夫。

疲れていたようなので入浴の準備はしていたけれどやめた。
でも歩けそうだったので帰路も2キロ弱の道を駅まで歩いた。
残念だったのは、駅の傍で一番先に咲く桜の木下のベンチに座ったのに肝心の桜を見ることを忘れてしまった。ひょっとして咲いていたのかも…。

家人の帰りが遅いと言っていたので夕方、柚子茶を作った。
先月、娘が「怪しげだから買ってみた」と韓国産の柚子茶を買ってきていた。作り方は、書いてないけれど見た目は柚子ジャム風であった。
「柚子の実まで使い果糖で作りました」と表示があった。
果糖は無いので、蜂蜜で煮る事にした。
柚子の種を取り除くのが面倒かなと思ったけれど、裏ごしでやったら種を取りやすくなった。種を取り除いて実も一緒に煮た。
柚子は、夫の故郷の友人からたくさん戴き 処理できないほどの量があったので丁度良かった。

見た目には、変わらない柚子茶が仕上がった。
ジャムのような物をカップに入れてお湯を注げば柚子茶である。
勿論、ジャムとしても有効である。

あと、一回位作れそうである。
作ったほうは 多少苦味があるけれど…ママレードのように重曹を使えば苦味は抜けるかな?
苦味は嫌いじゃないから、このままでも充分美味しかった。
後は、家人の反応待ちである。


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