母のタイムスリップ日記
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| 2004年03月03日(水) |
♪追いかけぇ〜て…♪ |
今日は、桃の節句。 昔、母はお節句には散らし寿司を作ってくれた。 仕事をしていたせいも有るだろう。 しいたけ、人参、ピンクのでんぶ、錦糸玉子で酢飯の上を種類ごとに載せて 紅しょうが、のりを振りかけた簡素な物だった。緑の彩りは何を使っていたのか思い出せないが…。 大きな古い内裏雛が飾られて…。 お吸い物は、とろろ昆布だったような…。ハマグリなんて無かったなぁ〜。 不思議に幼い頃の思い出の中に母が台所に立って作っている姿が残ってない。 ガスなんて無い時代で、七輪で火をおこして調理した筈。 それに、換気扇なんて無いのだから…匂いは家の中に篭っている筈なのに…。調理の過程を思い出せないのは何故なんだろう…。 それでも、酢飯の上に具を載せるのを手伝っていたような記憶だけはおぼろげに残っている。 そして、テレビなんて物も無かった筈で…あの頃私は 何をしていたんだろう?いえ、幼稚園時代の話なので…。
5時半には 夕食が始まっていたし…。日の暮れる前には家に入っている筈なので…。兄弟で遊んでいたのかなぁ〜。
小学生になってからは、母が入退院を繰り返していたので その間母が居ればやっぱり散らし寿司だった。
それからは だんだん 料理が私の手に移って来てたからなぁ〜。
で、今日の我が家でも五目散らしで…。 実際は、十目散らしである。 かんぴょう、しいたけ、ごぼう、人参、あげ、海老、ホタテを材料別に煮る。アナゴを刻み、松の実を炒って、インゲンを茹で、錦糸玉子を作る。 酢飯を作り、材料の濃い色の方から順に混ぜて行く。 錦糸玉子とインゲンと紅しょうがと刻み海苔は色目として上に載せる。
最初作った頃は、アナゴや松の実は入れなかった。 外でご馳走になった時にいろいろの発見をして取り入れて来た。 アサリを煮て入れた事も有ったけれど…その内自然消滅だったなぁ〜。
それと、ハマグリのお吸い物…。
いつもなら、ケーキを作ったりもするのだけれど…みんな帰宅が遅いから 取りやめた。
これを、一人夕食で食べた。味気ないなぁ〜。 ま、いいかぁ〜。
夕方いや、夜かぁ〜。 ラジオに耳を傾けていたら、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」が耳に入った。♪追いかけぇ〜て 追いかけぇ〜て すがり付きたいのぉ あの人がぁ〜消えて行くぅ 雨の曲がり角ぉ〜♪ 何だか 母と私の関係みたいに思えてきて…。 どっちが追いかけているか…私の場合 母を追いかけているような気がするんだけれど…。(笑) 深刻な気持ちではないでけれど…。 母の変化を追いかけていくのだけれど 追いつきそうになるとまた先に進んで行くみたいな…その内に消えていきそうな…そんな状態をふと連想してしまった。作詞家の人には 悪いけれど…。 何でもかんでも、介護に結び付けてしまうのは、私の悪癖だなぁ〜。(笑)
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