母のタイムスリップ日記
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ラジオに耳を傾けていると「今日は、おまけの日なんですよね」と幾度も耳に入ってきた。確かに、特別の日だけど…「おまけって 何だ?」と言う気分になった。
TBSラジオの伊集院氏の番組のゲストが坂本教授で…その中で「イラクの事 アメリカではどう捉えられているのですか?」と聞いていた。その答えが「アメリカでも『おかしい』と言う声が多いのです。『ブッシュは石油の利権欲しさにイラクを攻めた』と言う人多いですよ。ただ、あの国は特殊で『大統領のいう事は正しい』と声高にいう習性があるから…消えてしまうのですね」と言う話をしていた。 伊集院氏は「それを聞いてほっとします」と言っていた。
ニュースの映像を見る限り「おかしい」と言う声が一部に少しあるだけのような感じがしていたけれど…そうでないのだと判って嬉しかった。 イラクの紛争が始まった頃 娘が渡米していて「戦争って感じ全くない」と言っていたし 留学中だった姪っ子だって「戦争なんて感じしない」と言っていた。だから「そんなものなのだろう…」と思っていたのだけれど坂本教授は見事に打ち消してくれた訳である。
先日 外出前に電話をくれた友人に電話をした。 急いでいたので「後で…」と切ってしまったからである。 暇のある時にかけておかないと、何時になるか判らないからである。 友人の家族は日曜在宅でないので 今日で良かったのだった。
友人は、ご主人のおじさん夫婦の所を訪ねてきたと言う。 「高齢で 子供もないおじさんなので気になっている…」といつも言っていた。「養子縁組して欲しい」と言われた時期も有ったけれど、それを断り役所に相談する事を進めた友人である。 財産は必要ないけれど…訪問はするという基本線を崩さずにいる。 近くに住まわれて居る訳でない。3時間かけて出かけるのである。 それも、ご主人のおじさんなのである。 他にも親戚はいるのである。 おじさん、おばさんの愚痴をいっぱい聞いて、運んだ手土産でお食事してご近所さんにご挨拶して…帰宅したそうである。 「ご夫婦で車が見えなくなるまで見送ってくれて…それが辛かった」と言っていた。
ふと、昔の両親を思い出した。 両親は 寒い冬でも外まで見送りに出て、車が見えなくなるまで手を振って見送ってくれていた。涙でぐっしょりの母を想像して辛かったし、お付き合いで見送ってくれたお嫁さんには 申し訳なくなくて…。 離れて住む者が優遇される不快さは 充分理解できていたので極力お客様にならないようにしていたけれど…あの見送りだけは 避けられなかったなぁ。
今の母の見送りって そんなに感傷的にはならないだろう。 目の前から居なくなっても 居た事すらぼんやりとしか思い出せないのだから…。そういう点では 寂しくもあり、助かってもいる。
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