母のタイムスリップ日記
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今日は、夫の誕生日。 弟たちが来るのは今日の予定だった。 でも時間を早めてふるさとを経ったようだった。 目的は、経営相談である。
夫は会社の決算を仕上げて 手打ちの為飲んでいたようである。「行くよ」と連絡が入った時には もう夫に連絡の取れる状態では無かった。かくして私が出迎える事に…。
私に経営相談をしても始まらないので 弟の娘の話や家の娘の話、母の様子の話となった。 私は、彼らに要望したい事はあるけれど、弟が母と向き合う事であって私が介入するという事はやめている。 この事に関して夫から「おかしい」と責められた事もあるけれど 今は了解していてくれる。 言って変わる見通しの無い人に言っても始まらない…という結論だからである。ここに来るまでいくつもの山坂を越えて到達した結論である。 そんな訳で 私からの要望は口にせず母の現状報告のみに留めた。 それも日記に書くような細かな事は口にしないで置いた。 夫の帰りを待ってみたけれどその気配も無くて…。 そのうちに何とはなしに「アルコールコール」があり…準備した。 どうせ、夫も飲んでくるのなら長距離運転の疲れでも取ればいいだろう…という姉心である。 程よく酔ってきた頃に夫が帰宅。午前1時であった。 それから 更に飲み会が続き…。 夫も母の事で姉がどんなにあれこれしてるかとか親を見るのはこの勤めだろう…と話始めてしまった。 見ろと言うのは介護しろという事ではなく思いを馳せろ…という事だったのだけれど…。 「言うな」って言われているし愚痴すら零さないのだけれど…親といえども大変なことをさせているのだぞ…とコンコンと話す。 母に対する介護の認識は 夫とは違ってあくまでも「私と母の事」とすでに割り切ってしまっているので夫の話す事はちょっと外れているのだけれど…。でも夫から見たらそう見えるのだろうから…と止めずに置いた。 夫にもガス抜きして貰わないといけないだろう…。
長男が反論した。 姉の介護の向き合い方と嫁の向き合い方は違うのだ…と。 夫も「こうしなさい」とは言わなかったのに…弟が弁解に走った。 介護に関る関らないという次元の話ではなく親への思いという観点からの話だったのに…。次男は「そうです。義兄さんの言う通りです。したいけれど して無い…今の現状は意に反しているのです。でも見たいと思うし見なければならない…といつも思っているんです。自分が悪いのです」と言った。
酔いの回った夫の話は同じ所を回りだしたので…そこいらで休止して貰った。そこで、誕生日の手打ち。 弟たちは、夫の誕生日とは知らなかった。 酔いも手伝い 一応丸くおさまった。
私から長男には ひとつだけお願いをした。 「お嫁さんのフィルターで母を見ないで欲しい」と言う事である。 自分の親としてこれまでの関りを思い出して母の素の姿と向き合い 母を捉えなおして欲しい…。それが子供としての勤めだろう…」 お嫁さんには、お嫁さんの視点があって当然だからそれは否定しない。とも。 いや、息子たちと母は特別に悪い関係ではなかった。恨み言も無いのである。
がその晩…飲みすぎた方々が様々な奇行が…。 争いごとでは無い。 長男は お風呂に入り1時間半も長風呂。何とか一人で引きずり出した。 夫は先に寝たものの途中目覚めて…トイレ探し…。(こんな事一度も無かったのに…。) 布団に入ったのは 午前4時少し前だった。
今朝は、肝心の用があるので早く起きるだろうと食事の支度に掛かったが…お酒の残った体では起き様にも起きられず…時間だけが過ぎてしまった。
それでもみんな頭には残っているようで起こさなくても順次起床してきた。 昨夜の奇行など本人も周囲も全く記憶に無い様子で…何だかなぁ〜って感じだった。
肝心の話も延々と続き解決策が見え出したのが3時近くとなった。 それから、弟たちと娘と私で母の所に向かい 話したり…散歩したり…。
2時間近い時間を過ごして弟たちは帰路についた。 母の様子は、明日へとまわすことに…。
折角の夫の誕生日に込み入った話とはなったけれど…。奇行もあったけれど…。おそらくお互いの何かがひとつ吹っ切れたのでは無いか…と感じた。 形だけでも誕生日のお祝いの言葉を貰い「おめでとう」と言って貰えた事はきっと良かったのだろう…氷が解けると言う所まではいかなくともおそらく歩みよりは出来たのだろう…と思う。 勿論 弟対夫である。 そう考えれば、いい誕生日だったのだろう…と思う。
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