母のタイムスリップ日記
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2004年02月09日(月) 瞬時の判断力を保つには?


 予定と違った事に直面した時…相手によって対応が違ってしまう…。
条件も違うので同じレベルで考える事は出来ないけれど…。

月曜利用者さんを訪問した時 通院介助を頼まれた。活動項目には無いのだけれど拡大解釈して「散歩の応用」という事にして同行した。
それでもしなければならない事もあるので、医者に送り届けてから、直ぐ利用者さん宅に戻り洗濯物を干したりごみを捨ててまた迎えに出向いた。
活動時間終了後話し込まれたので…耳を傾けた。時間オーバーである。
利用者さんも判っていて気になさっていたが、老いて行く先の参考になるお話だったので耳を傾けた。これって、他の訪問者との兼ね合いもあるので良くないのだけれど…。生きている人相手だから…予定と違っても「時間ですから」とはなかなか出来ない。

利用者さんのお話は 入院なさった直後の話だった。
環境の変化、何が起きているかもわからない状況下の事。
どうやら看護士さんに頼んでお嫁さんに「今すぐ来て…。直ぐ来てください」と催促の電話をなさってしまったらしい。
その日息子さんも面会にいらして帰られたのに…。
自分の記憶には無いけれど…そうしてしまったらしい…と言うのだった。
お嫁さんには「ごめんなさい。嫌な思いさせてしまって…」と謝っておられたようである。
落ち着いて周囲を見てると自分の家族はよく面会に来てくれている…。良くしてもらっているんだと気が付いたらしい。

このお話を伺って、これだけ穏やかな方でもそうなってしまうのだなぁ〜と感じた。痴呆の程度が重ければ もっと強く出ても当たり前なのだなぁ〜。
健康に暮らしている身では 今の自分儘を想定してしまうけれど…。
体も心も弱ってしまったら…思いも寄らない行動に出てしまう事があるという事を自覚しておかなければならないなぁ〜。
そして そうなった時に「ごめんなさい」と謝れる柔らかな心を育てておかなければ…。行動に責任はもてないけれど、間違いは素直に謝るという事は出来るだろう…。(先の事だからわからないけれど…そうなりたい…)

活動を終えて家に戻ると娘がいた。
予定では、友人と会うため外出している筈だった。
娘から矢継ぎ早に話された。留守中の電話2件と旅行の日程の組み方…。
私の頭の中は「30分予定をオーバーしているので、早く昼食を取って母の所に出向かなければ…」という事でいっぱい。
それなのに…電話の件といい、旅行日程の事といい予定外の事で頭が回らない。直ぐに反応しないので娘はプンプンである。
電話の事が解決して落ち着いて来た頃には、娘の方が「予定通りにする」と決めていた。ヤレヤレである。

予定と違う状況になって 利用者さんの所ではうまく処理できたけれど…。
これが、娘となると対応が違う。
同時にいろいろの事の対応になると…更に混乱。
いや、考えさせられてしまった。
娘に対する甘えだろうか?それともやっぱり 年齢のせいだろうか?

気が付くと時計が3時を回っていた。この季節 母の所に出向くには遅い時間となってしまった。
娘からの用もあり 今日の面会は止めにした。

いや、年のせいにするには早すぎる。
もう少し 頭をやわらかくしておかないと…これから平均寿命までの道乗りは長いのだから…。瞬時の判断力を保つ努力をしなければ…。
さて、どうやればいいのだろうか?(ため息)


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