母のタイムスリップ日記
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2003年12月26日(金) おかちゃん 何処にも行かないでね


母を訪ねて見るとおやつを食べている所だった。
「ここに座りなさいよ」と言う。ついでにまだ、おやつを食べていない人の分を私に出して「食べなさいよ」と勧めた。
「ありがと」と言ってもらった振りをして基に戻した。

外に行こうと支度のため居室のトイレに誘導。
すると私の姿が見えなくなる度に「おかちゃん 何処にも行かないでね」と繰り返す。頭の隅に帰ってしまう私の姿が焼きついているのだろう…。
「ごめん」と心の中で謝って「何処にも行かないよ。いるよ。外に行こうね」と声をかけた。

午前中入浴したと職員から報告を受けた。
また、置いて行くお菓子の乾燥剤を口にする所だったので 乾燥剤のあるものは預かるようにしてますとも言われた。
乾燥剤のない物を置くしかないだろう…。

それにしても…。母のお腹が空くという事を何処で満たして上げればいいのだろう。夕食〜朝食までの時間…。この時間が長いから…。
究極の空腹を経験して来たのだろうから…できれば食べさせたい。
施設の生活にそれを望むのはやはり贅沢という事なのだろうな。

外に連れ出して「何が食べたい?」と聞くと「おいしいもの」と言う。
「甘い物?」と聞くと「甘くなくともいい」と言う。
「細長い物で…」と言うので「そうめん?」と聞くと「違う」と言う。
これは、想像が付かなくて困った。「長い物…何だったのだろう…?」

牛丼の値段で480円と言うのが「高い」と言った。先日の260円は、やっぱり安いそうである。ほんとに判ってるのかな???

お腹が空いているようであった。
時間がないのでファミレスのイチゴを食べてもらう事にした。
それくらいならお腹をちょっと満たしてくれるだろう…。
呑み物を飲んだら満足したようであった。お腹が空いたとはもう言わなくなった。

更に歩いて施設に戻った。
もう「おかちゃん」とは言わなかった。
着替えている時足を見たら…浮腫みが強くなかったのでホッとした。

先日 夜間トイレに立てないので椅子をそばに起きたいのだが…と申し出てみた。でも施設側は 夜間立ち上がることは危険だと言う。
巡回して見回っていますから…と言われた。
そうじゃなくて…と思ったけれど、職員に迷惑をかけるのだろうから…無理は言えないと言葉を飲み込んだ。
考えれば トイレに行きたければ這ってでも行くのだろうから…。

それと 夜間母を送っていった時トイレの電気が消えていた。
入所以来、トイレの電気はつけっぱなしとなっていた。この所テープがはがれている事があった。夜間、電気消しているのだろうか?
母は、もう起きないとみなして消しているのかな?
出来なくなると 出来ないとみなされてそういう対応になるのだろうか?
リハで機能を高める…と考えては貰えないのかな?

集団で暮らすという事は 集団に合わせなくてはいけないのだろう…。
でも、ここは、グループホームで在るんだよね。


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