母のタイムスリップ日記
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2003年12月06日(土) お泊り


 母が家に泊まっている。
施設で風邪ひきが多く、今日も点滴を受けている人がいた。
母は鼻水を出していた。酷い鼻水でないので少し運動していい空気を吸って気分を変えたほうが良さそうと思った。

一応 お泊りという事でお薬を戴いてきた。

リハを受けながら「今日はこっちに泊めようと思ってます」と事情を話すと
「体力維持が一番でしょう」と言われた。
母の場合、外に出るのが日課なので割りに強い見たいである。
食べる事に関しても施設内の人よりは多く食べていると思う。
軽く散歩して、ご飯をしっかり食べて、ビタミンを取って…お風呂であったまって寝て貰った。

10時過ぎにお布団に入って、zzzzz。

今日、母はおかしな事ばかり言った。
胸に平たい石鹸が入っている…と胸の辺りに触れていた。
「何だろう?」と見たけれど何もなかった。シャツをあげて見ていると「冷たい飴の様なもの…」と変わった。
少しげっぷも出ていたので…「胸のつまり見たみたいなものだったのだろうか?」と療法士さんと話した。

キッチンに立っている時 偶然母の死角に入った。
それまで百人一首を読んでいたのだが…何やら独り言が聞こえたので「なーに?」と声をかけたら「いないと思ったから言ったのに…」と言う。
独り言は、人がいる、いないに関らず出るのだろうと思っていたが、母の場合、いないと認識して話している事になるのかな?

「今日は泊まって行ってね」と言うと「おかちゃんに断らないと…」
「こっちに泊まって貰うって…伝えてあるよ。宜しくお願いしますって言われたよ」「有難う…でも、もう何も出来ないんだよぉ〜。ごめんね」
「哀しい?」「うん」

食後食器を洗ってもらった。
全て先に洗っておき、お湯に付けて置いた。
「お願い、手伝って…」「何も出来ないよぉ」
「なーに言ってんのぉ〜。出来るって知ってるんだから…」
流し台に立ちお湯で濯いで水切りに置いて行けた。
鍋までやって貰った。

折り紙
「つるを折ってくれる?」「うん」
でも、三角に折っただけで手が止まった。もうひとつ 三角。開いて…。裏も同じ。と言った具合である。途中一回だけ折る所をお手伝いしたけれど…おりあげた。
折り方 忘れているのだなぁ〜。昨年の今頃は、せっせと折れたのに…楽しそうに折っていたのに…。
2羽のつるを折った。

お絵かき
今日は、バナナを描いて貰った。
形はほぼ正確だった。色を塗る時少し拘りが出た。おそらく母にとって満足ではない仕上がりなのだろう。色鉛筆からクレパスに変えたら「これならいい」と言った。
娘が母にとお土産に買ってくれたお絵かきセットをやっと使えた。


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