母のタイムスリップ日記
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母の所から戻ったのが5時過ぎていた。 夕食の支度をしようと台所に立った時電話が鳴った。 夫からだった。帰宅が遅いと言う連絡にしては早すぎ時間である。 「あのな、アルハイマーって 何処行きゃいいんだ?」 知り合いの親がそう診断されたのだろうと思いながらいると… 「いや、俺とあまり変わらない奴なんだけれど、本人が今日言ったんだよ」 「そんなの、ネットで調べられるだろう」と夫が言うと「そういうのなかなかないんだよ」って言われたらしい。 そこで家に電話をして来たようだった。
矢継ぎ早に 「何処の病院に通院してるか?」「薬の服用は?」「症状は」「家族は?」と聞いてみたが、分かったのは薬は出ているけれど服用してないという事のみだった。 本人の言う症状は手が震えるという事と病の診断は昨年下されたとしか分からなかった。 でも若年性アルツは、徘徊、迷子などから家族が気が付く事が多いのに…。 通院のきっかけは、何だったのだろう?
とりあえず、 分かっている事を整理して、自分の持つ情報先に問い合わせた。 一番は、若年痴呆の家族を抱える知人。2番目に若年性アルツを抱える家族の会である。 若年性アルツの場合、仕事の事などもあるし、深刻である。
知人は「アルツと違うような気がする」と言う。でも、唯一の専門外来を教えて頂いた。 次に「会」に電話した。先日のネットワークで知った所である。 そちらでも、「どうなのだろうか?」という判断である。 本人の情報が少ないので仕方ないのである。 でも家族の会に本人が加わる事が出来る事だけは確認できた。
夫が帰宅してから詳しく聞いてみた。 おかしいと感じたのは2年前からで「どっかおかしいんじゃないか?」と夫は言っていたらしい。 現在も仕事をしている。でも、会社には病を届け出てないと言う。 という事は、今でも通用しているという事である。 歩行がおかしいのと手が震える事が目に見える事。 夫の会社まで来るくらいだから、仕事はこなせているのだろう。事務的な処理をする会社である。 既婚者なのかも分からないような間柄なのに、夫に病の話をしてくるなんて…。
でも、こんな事って滅多にない。 本人が告白なんて…。あとは、動いて見なければ分からない。 私なりの判断だが…話を聞く限り「パーキンソン」と感じるのだけれど…。
夫には「アルツじゃないかも」と言ったのだが…。 「医師の診断が出ているんだ」の一点張り。 「でもね、脳の診断って難しいのよぉ〜。だから、まっ先に『何処に通院?』って聞いたでしょ。」 こんな事で言い合いをしても始まらないので明日まで待とう。
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