母のタイムスリップ日記
DiaryINDEXpastwill


2003年10月14日(火) 散歩の道すがら


昨日 雨上がりの空の模様を母と二人で見上げていた。
母が先に「雲の切れ間の青空がきれいだよ」と言った。
雨雲のグレーのグラデーション。雲の切れ間に広がる青空には白い雲。
遠くの方にはぼんやりとして青空か曇っているのかわからない空が広がっていた。
雨上がり特有のくっきりと景色…。
空の景色を母と二人で眺めたのは久々かもしれないと思った。

暑くも寒くも無くお日様も無い今朝のお天気は お散歩日和だった。
お天気につられて久しぶりに河辺りを回って買い物に出た。

通りから離れるにつれて野鳥の声が良く聞こえてきた。
春先のような賑やかなさえずりではないけれど、セキレイやカワセミ。もずの声も…。
ちょっと目を凝らすとジョウビタキの姿も目に入ってきた。
鳴いては居なかったけれど赤みを帯びた姿に白い紋、スズメよりちょっと膨らんでいたので間違いないだろう。
少し早めだけれど…。

土手には のいばらの蔓が地面を這うように茂り赤い実を付けていた。
野菊もかろうじて紫の花を咲かせていた。
イヌタデは夏の日の濃いピンクの色が白っぽくなってしまっていた。
ツユクサはの青はまだ青いけれど一頃に比べるとその数はグッと少なくなっていたが茶色になりかけた景色の中で目立っていた。
へくそかずらも茶色の実を付けていた。
河原の植物は 家の庭にあるものと違い引き抜かれる事もなく好きな所に自然に育っている。
こういう姿を見ていると ちょっとほっとする。

「ぴー ひょろひょろひょろ」ととんびの鳴く声が聞こえる。
空を見上げてもその姿はない。
空にはカワウが大きな羽を広げて飛んでおりカラスがこちら側に飛んできた。近くにとんびが居るのは間違いないのだろうけれど…。
再び空を見上げると今度はちゃんととんびが悠々と飛んでいた。
暫く歩くと今度はダイサギが2羽飛んできた。頭上を川下に向かって飛んでいった。

川の流れる音も聞こえてくる。昨日辺りは茶色の水が音を立てて流れていたのだろう。岸近くの草の根元には流されてきたごみが沢山ひっかかっていた。それだけは、閉口した。

そういえば、ツバメはもう南の国に渡って行ってしまっただろうか?
いつもなら留まっているツバメも見かけるのだけれど今日は見当たらなかった。未だ、鴨も来ていないようであった。

土手を上がる時 小さな赤い花が見えた。
「今頃何の花だろう?」とそばに行ってみると鉢から外して捨てられたベコニアだった。暑くないし雨も降ったので辛うじて花を咲かせているのだろう。ここでは、冬越しできないだろうな…。

河原の景色は 夾竹桃が咲いていたりもして夏と秋が混在しているけれど…でもやっぱり秋色が色濃くなってきている。

肝心の買い物は、ほんの少しだけで…。
気分転換のお散歩は終了した。
この長い道を 2年前までは当たり前のように母と散歩していたのになぁ。
きっと、今は無理だろう。

おべんとうとおやつを持って休みながらだったら歩けるかな?


はな |MAILHomePage

My追加