母のタイムスリップ日記
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2003年09月26日(金) 前屈み

 今朝の地震で夫に起こされた。
昨夜、娘の帰宅を待ち2時には布団に入ったけれど、寝付けなかった。
3時ごろまでゴロゴロしていた。だから、地震の頃は深い眠りに入っていたのだった。
北海道の友人には、昨晩便りを書いて投函を済ませた後だった。
こんな事なら、一晩置けばよかったなぁ。
こちらに住む友人が、北海道の友人を案じて電話してきた。
みんな、心配なんだな。
そして、緊急優先のため電話は出来る限り使わないようにしているのだ。
友人は、災害の時に利用する伝言ダイヤルを使ったと言っていた。
ちょっとやさっとでは動じない友人だからきっと大丈夫と思う。
早番だとしたら丁度出勤の頃である。
仕事先の方達落ち着いていたかしら…。

***   ***   ***   ***  ***   ***   
季節のせいだろうか?母は、やっぱりおかしい。
入浴か散歩かと迷ったが、涼しくなり 浮腫みもだいぶ改善されてきたので散歩に出た。
折角だから、いつもと違うコースを選んでみた。
普通に歩けば10分強くらいかな?
そこを、川沿いに少し遠回りをして歩いた。
折り返し地点は、スーパーである。
そこには、休息室やトイレ(身障者用)もある。
帰路歩くのが無理なら、バスも使える。
途中には紅白の彼岸花の咲くところが在るのだが、もう既に咲き終えてしまっていた。残念だった。
母とリズムを口ずさむ。「タッタ タッタ タンタン。タッタタンタン」
不思議な事に一度口ずさむと母は、同じリズムを必ず踏む。
私たち二人は、繰り返しリズムを口ずさみながら歩いている。
何も知らずに通りがかった人は「ぎょっ」としはしないかと思い人の気配を感じると声を小さくしてしまう。
記憶できない事が多い中、リズムは覚えられる。これも不思議な感覚である。
母の歩行姿勢がだんだん前屈みになって行く。
「ほらぁ。こうなっているよぉ〜」と母のまねをしてみた。
話している事は理解できない様だったが「ハハハハッ。私みたい」と言う。
きゃ、解っているんだな!
それでも 休息なしで折り返しまで完歩した。

お店に入って買い物をするために立ち止まり、財布を出そうと手を放した。すると 母は 前にのめって行ってしまった。棚に手を付いてかろうじて転倒せずに済んだのだが…。
瞬間ひやっとした。脳出血以来初めてであった。
休息室でおやつを食べお茶を飲んだ。トイレで用を足してから帰路についた。前のめりがあったのでどうしようかと思ったけれど…。
母は、「歩く」と言うので休息を2回入れて、やはり完歩出来た。
一時間と少しの時間を要した。
施設に戻り、トイレで用を済ませてから横になってもらった。
足のマッサージである。
足の付け根、ひざ、すね、足首順番に痛み止めの薬を刷り込んだ。
母は、気持ちよさそうに寝入ってしまった。

散歩に出る前は、手足がとても冷たかった。でも、散歩を済ませた後の手足はぽかぽかしていた。やはり全身を使っての動きは血液の循環を良くしてくれるみたいだな。

そういえば「衣替え」の話を職員より受けた。
面会の少ない方は職員がやってくださるようであった。
中には「毛糸のもの」を出す方も居られたそうである。
私は、面会の度に、薄手のTシャツから順に片付け、薄手の長袖に切り替えていた。少し厚手の綿の上着も出して置いた。
夏物を全面的にしまうのは、少し早い気がした。
パジャマは、半そでは引き上げてある。
夏物と冬物が揃うと満タンになるので様子を見ながらこちらでやって行きますと伝えた。





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