母のタイムスリップ日記
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2003年06月27日(金) 耳栓(他に高齢者介護研究会の報告書の事)


 介護をしているとこうなれば便利とか言う事が出てくる。
リフォームもその一つであるが…。

難しいのは、病は進行して行くもので 今必要でも 短期間の内に不要になったり 人によっては合わないと言う事もある。
便利さは、見ただけ、聞いただけでは判らないし、その人のライフスタイルによっても違ってくると思う。
だから、介護用品のお店やリフォーム店で即決しない事がいいと思う。
いろいろの人の体験談を聞き、自分にとってどうかをよく考慮する事が大切なのだろうと思う。

高いお金を払って買ったもののあまり役に立たなかったら無駄になってしまう。

先日、回転台を見せてもらった。
座った姿勢での方向転換に利用するものである。
母の急変時に タクシーから降りる時 かなり苦労した。
「降りるよ」と言っても理解できないので向きをその度に変えてあげなければならなかった。
この回転台は布製でバックにも入りそうだった。
でも、この回転台を使えば簡単に向きを変えられる代物である。

これには、浴室用もあり それには滑らないような工夫も施されていると言う。

値段は、1万円前後だと言う。

これは、頭の隅に止めておこうと思った。

もう一つ見せてもらったものに 耳栓がある。
洗髪の時 耳に水が入らないようにするのである。
これも、急変時に苦慮した。
「耳を押さえて」と言っても通じないので濯ぐのにかなり時間がかかってしまった。冬場の浴室は、暖房を入れても寒い。
耳栓は二つあった。
一つは、耳の穴に合う様に形の変わるものとすぐ抜けてしまわないように栓の部分にらせん状の彫りの入ったものだった。
一度 母に耳栓を使った時ポロッと落ちてしまって役に立たなかったのでいいなと思った。
早速、私は 螺旋の物を買い足した。
でも、母の耳の穴はカーブしており、やっぱり 役に立たなかった。
形の変わるものは どうかなとは思うが やっぱり外れそうな気がしている。

値段的には、高いものでなく、母以外の者が使えばいいので無駄にはならないからよかったのだが…。

こんな具合である。

介護の為のグッズやリフォームは 自由に変えられるスタイルの選択のある物の方がいい場合が多いような気がしている。

そういえば、今日の朝日新聞の朝刊に厚生労働省の「高齢者介護研究会」の出した報告書の事が載っていた。  
05年の制度見直しに向けての研究会である。

高齢者が尊厳を保ちできるだけ在宅生活を続けるため施設と在宅のサービスの隙間を埋める新サービスの必要性を強調したという。
在宅では、小規模多機能サービスの拠点を整える。
施設では、公民館や民家を借り上げて職員が出張サービスをするサテライト方式の強化等を挙げているようである。

これは、私自身も痛切に感じていた事である。
機会がある度に周囲に訴えてきた。

ここであがると言う事は、そう望んでいる人が多いと言う事でもあろうと思う。
納得できる形に育つまでには、いろいろあると思うけれど 要望等は変わらず訴えて行こうと思う。 



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