母のタイムスリップ日記
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| 2003年06月26日(木) |
思わず…。ポカリッ!です。 |
母は、居室で一人 歯を磨いていた。 他の方も歯を磨いていたので きっと誘導があったのだと思う。 どうなるかと見守っていたら、入れ歯を出して磨いて濯いで口の中へと戻していた。思わず拍手。 きっと、誘導は入れ歯を外す所まで確認していたと思う。 ただ「磨いて」の声がけだけでは、入れ歯を外しはしないと思う。
歯磨きの済んだ母は、洗面台を幾度も幾度も手で洗っていた。 これも、いつまで続くかと見守っていたが、エンドレスとなった。 洗って手を拭く、また周囲が濡れるので洗うの繰り返しである。 仕方がないので、タオルを渡してその場から離れて貰った
歯磨きが済んだ所で外出。 今日の母は、歯磨きの様子からみて 安定しているように見えた。 バスに乗ってもポールに掴ったままになる事はなかった。 街に出ても 人の込み具合を見たり、お店をみたり、「荷物を持つよ」と言ったり 張り切りやさんだった。
買い物を終えて家に着いた。 少し早めの おやつタイムにした。 お茶とびわとスイカと月餅。 異食があるので気をつけて見ていた。 スイカの種を出し、びわも皮をむき種を出した。 「あー大丈夫だな」と思ったらびわの種を口に運んだ。 「どうするの?」と聞くと「この硬いのの中に…」とかみ始めた。 「それは、びわの種だよ。おいしくないでしょ」と言うと口から出した。 皿に載せておけばまた口に入れそうな予感がしたので片付けた。
スイカはカットしたものを出した。だから、認識が難しいだろうなとは思ったけれど「何食べているの?」と聞いてみた。 母は、聞かれたことが判らないのか はたまた 固有名詞が出てこないのか考え込んでしまった。 ヒントを出しながら繰り返し聞いてみたが やはり 判らなかった。 「何の味がする?」と聞いても首を傾げるばかりである。 その上、だんだん不安げな表情になっていく。 「あのね、これはスイカ」と言っても聞き取れない。 紙に「スイカ」と書いてようやく判った。 「教えて貰ってありがとう」と言い出した。
「アイタッ」「やってもうた!」である。 母は、判らない事を認識し陰にこもり始めそうだった。
判らない事に気ずかぬ様にしなければならないのについ剥きになってしまったなあ。思わず自分の頭を「ポカリッ」であった。
もう一つ反省。 今日のお風呂は 少し熱めだった。 浴槽に入る前に洗髪と体を洗ったので少し冷えたから余計熱く感じたのだろう。 かけ湯をしたら「熱い」と言った。 でも、大概の場合かけ湯を数回繰り返せば慣れてきて平気になるのだが…。 今日の母は、「熱い。何をするんだ」とヒステリックに怒り出した。 「ごめん。今水を足してるから。ごめんごめんごめん」と謝っている内にだんだん落ち着いては来たのだが…。 久しぶりに、母のほんとに怒る顔を見た。 本当に熱かったのだろうなぁーーーー。悪かったなぁーーーー。 二つ目の「ポカリッ」でした。
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