母のタイムスリップ日記
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2003年05月28日(水) 温度差

 お嫁さんの実家から届け物が有ったのでお礼の電話をした。
お嫁さんのお母さんは一人暮らしである。
比較的家の近くにお住まいである。最近は、母の事に追われてお訪ねできないで居るのでご無沙汰をお詫びした。
母の様子を聞かれたので急変したが今はもう元に戻っていると伝えた。
「其れはよかったですね」と言われた。
昨日は、地震に見舞われたおばの所にお見舞いの電話をした。
やはり、母の事を聞かれた。
急変したが元気になったと伝えた。
「そりゃ、大変だったね。でも良かったね。会いにも行かないでごめんね」と言われた。
「もう、年なのだから自分の事を一番に考えてください」と伝えた。
母の急変の時に会っている友人は、母の姿を見ると「ほんとに良くなったね」と手放しで驚く。
やはり、急変時を見てない人が、今の母に会っても「何も変わってないね」と言うだろうな。

今日、遠距離介護している友人から便りが届いた。
故郷の会が楽しかった事とお母様を受け容れるためにいろいろ調べているという事。そして、あの後、お母様を車椅子に乗せて街つれて出たら目をしっかり開けて神経を集中させていくのがわかった。と書いてあった。
そうなんだよね。
同じ喜びを感じている事が手に取るようにわかり涙腺が緩んでしまった。
「呼び寄せれば、大変さも引き受ける事になる。今のような生活は出来なくなる。でも、今なら、まだ動いて上げられる」彼女はそう言っていた。
きっと、兄弟に助けを求める事もないだろうな。
彼女が納得できる形で、そして揉めることなく移動が出来るようにとそっと祈るのみである。

母は、部屋で塗り絵をしていた。
傍らでFさんが椅子に座っていた。「お姫様みたい」というと笑っていた。
母の塗り絵は、顔が真っ青だった。ドレスも、折角綺麗に塗ったのに、その上を鉛筆で重ね塗りをしてしまいグロテスクになってしまっていた。
程よい所でピリオドを打ってあげないといけないのかな?







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