母のタイムスリップ日記
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2003年05月24日(土) 介護サービスに取り組む時


 作業療法士さんが母にリハを施す時、私はいつも傍に座ってその様子を眺めている。
離れていても良いのだが、母が時に不安がる時が有るのでそうしている。

そんな時、療法士さんといろいろなお話をする。
母の事だったり、GHの事だったり、その時々で話題は様々であるが…。
今日は、療法士さんの呟きみたいなものから始った。
「デイケアを始めてみようかと思うのだけれど…。デイの中でリハビリを組込のがいいかなと…」
「あっ、それいいですね。利用したい方いらっしゃるでしょう」
「でもね、いろいろ あるのですよ」

「療法士として、リハメニューを考えても、勝手には出来ないのです。医師の診断が必要になる訳です」
どうやら、療法士としての独自での開業は出来ないという事だった。

私自身 考えた事もない世界の話で、そうか看護士さんが勝手に開業できないのと同じ論理なのだなと思った。

そこで、ふと 永 六輔氏が言っていた「訪問看護の話」を思い出した。
「看護士さんが、独自に訪問看護だけをしてくれると言うのが、僅かだけどあるんですよ」と言っていた。
ラジオでその話をした時問い合わせが殺到したと。
「在宅療法の事を真剣に考えている看護士さんは、いるのですよ。
其れは、自分で探す事、探せばきっと見つかります」と言っていた。

「有名人だから」「お金があるから」とも思わないわけではないが、でも やはり 探す事は、必要な事だろうとその時思った。

そして、今日の療法士さんの話。
おそらく「利用したい人」は絶対あるだろう。
私が、母を見ていていてもとても気持ちよさそうである。
医療保険利用なので、支払いも高くない。
肩こりと無縁の母でマッサージなど受けた事もないのに、ここまで気持ちよさそうにしていると心にまでいい作用が出てきているかな?と感じてしまう。

この、療法士さんが、何処まで頑張れるだろうか?
経営として成り立たないと思った時、やはり諦めてしまうのだろうか?

こういう時に、人の頑張りが見えてくる。

事を起こす時。初めは、きっと大変なんだ。
そこをうまく乗り越えていくと、道は開けてくるんだろう。

療法士さんは、送迎の事も気にしておられた。
「そこは、NPO等のボランティアにお願いしてみたら…。」
すると「いや、自分で何とか考えて見ます」

「ふーん」確かに理想は判るけれど…。
そして、仕事であることもわかるけれど…。だから、お金も必要なんだという事も…。
でも、そこは初めに報酬ありきではなくて、いろいろの助けを借りながら育て上げて行くって姿勢必要なんじゃないの?
これじゃ、利用者さんのためにではなくて、介護でうまく報酬を得るという事になって行くんじゃないの?

でもなぁ。介護に対する理解、サービスを広げると言う意味から考えていくと、これも必要か…等と感じたり。

難しい所です。

利用者からすれば、安くて、安心できるサービスが一番なんだけれど…。
世の中、そんなに甘くないよねぇ…。


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