母のタイムスリップ日記
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2003年04月02日(水) たこがおいしそう。食べたいな。


 今日出かけると、数日顔をを見なかった職員さんがいらした。
其の方が「この数日お休みして。でも其の間に随分よくなられましたね」と言ってくださった。ほんとに驚かれた様子だった。

今日は、かみでっぽうを折り持って行った。
みんなで出来ればと思ったのだが、手首のスナップがうまく出来ない様子で駄目だった。急遽、箱を折りそこに折ったかみでっぽうを投げ入れて遊んでみた。すると何とかできそうだった。
でも、よく考えると母の居室には小さなスポンジのボールや原毛で作ったボール毛糸だまなど有ったので其れを持ち出してきてあそんだ。
テーブルの真ん中に箱を置きそこにボールを入れるのだ。
一時間くらいそんな遊びをして楽しんだ。

一休みする為母をテレビの傍に座らせた。すると画面を見て「たこがおいしそう。たこが食べたい」と言った。
母は、食べたいものを口にする事は全くない。
「あれが食べたい」とは言わない人なのだ。
「んー」今度、たこ食べさせてあげよう。
でも、言葉もこんな風に出るようになった。

「よくなってよかったね。」と言うと「お蔭様で。ほんとに有難う」と言った。まるで、職員に言うようだったので「私誰?」と思わず聞いてしまった。
するといとこの名で呼んだ。
職員じゃないとわかっているんだな。よかった。


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