2017年09月05日(火) |
齋藤孝『すごい「会話力」』★★★☆☆ |
齋藤孝『すごい「会話力」』
会話力を高めるための、心構えを齋藤孝先生が紹介する本。
「性格は明るくなくてもいいから、『表情と身体はチアフルに』」(p43)
「初対面の相手の性格が底の方で明るいか暗いかという点に、普通はそれほど関心がありません。気にしているのは、この人と楽しく会話できそうかどうか、だけです。」(p43)
「ものを交換し合うのではなく、お互いに情報を交換したり、同じ秘密を共有したりすると、相手との間に強い気持ちの繋がりが出来るのです。」(p81)
「『要約して人にしゃべる』というアウトプットを念頭においた読書は生産的な読書になります。」(p96)
「気づまりな人と一緒にいると息も詰まってきますし、呼吸が楽に出来る相手と一緒にいると気楽な気持ちになります。誰かの前で息が自然に出来るかどうかは、その人との関係性に大きく左右されるのです。」(p111)
「福沢諭吉と勝海舟。ともに一流の人物ですが、二人に共通しているのは、覚悟が決まっていて、かつ人に対して常にオープンであるということです。」(p210)
よいこと聞いた、読んだ、で終わらず、実践すること。
齋藤孝『すごい「会話力」』
|