2015年01月06日(火) |
安藤俊介『アンガー・マネジメント』★★★☆☆ |
安藤俊介『アンガー・マネジメント』
メモ。
「アンガー・マネジメントのしくみは大きく分けて『行動の修正』と『認識の修正』の二つです。」(p66)
「『何が原因か』よりも『どうなりたいか』を優先させる」(p70)
解決策に焦点を当てる、ソリューション・フォーカス。
「このように具体的に、怒りをコントロールして『なりたい自分』をイメージトレーニングするのです。 ただここで気をつけてほしいのは、途方もない状態を『なりたい自分』と考えないことです。」(p74)
現実的であるかどうかが、重要だということ。
ミラクルデイ・エクササイズというイメトレが効果的。 もしも、怒りの感情に振り回されず、周囲とのコミニュケーションもうまく取れ、一日が楽しく過ごせたとしたら・・・を具体的にイメージ。(p78-79)
選択理論心理学のリアリティセラピーととても似ているなと思いました。 上質世界を明確化する一つの方法。
24時間アクトカーム。
「24時間アクトカームとは、実際の生活の中で、『感情はどのようであったとしても、表面的にはとにかく24時間穏やかにふるまう』というものです。」(p83)
実際に怒らなかったとしたら何が起きるかを体験する方法。 結局変えられるのは、自分と現在。
過去や未来、他人や環境を責めても現実は変わらない、変わりにくい。
やっぱり、「選択」。
安藤俊介『アンガー・マネジメント』
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