2014年12月18日(木) |
佐藤初女『佐藤初女さんの心をかける子育て』★★★☆☆ |
佐藤初女『佐藤初女さんの心をかける子育て』
心に残ったところ。
「若い人たちは、ただ迷ったりしているのではなく真剣に考えていますね。けれども、そういう人たちは正しい食事をしていません。これははっきりと言えます。 簡単な食事ですませているから力がありません。力がないから物事をしっかり受け止められない。そして病院へ行き、それらしい病名をもらって自分は病人だと思う。だから病院に通っても何年経っても変わらない・・・、というところから尋ねてきているんですね。わたしのところで何をするかというと、いっしょに食べるだけ。でも、いっしょに食べると元気になる。食べるってこういうことなんだ、食べることは大事なんだと感じて帰っていくんですよ。」(p79)
「よかれとやったことでも、 相手にその気がなければおせっかい。 差し出したあとはそっとして」(p82)
「親があれやこれやと手をかけすぎると子どもに判断力がなくなります。与えられたことでは創造力も身につきません」(p90)
「失敗もまた子どもにとっては貴い経験です。」(p92)
「大切なのは、手をかけるのではなく、心をかけること。」(p92)
「それでも、つい手を出したくなるお母さんは、子どもに手をかけるぶんを、お母さん自身が自分の手を使ってやってみてはどうでしょうか。」(p92)
佐藤初女『佐藤初女さんの心をかける子育て』
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