2014年07月19日(土) |
林恭弘『なまけ心」に効くクスリ』★★★☆☆ |
林恭弘『「なまけ心」に効くクスリ プロカウンセラーが教える「ダメな自分」の救い方』
メモ。
「あなたのように、やる前から『できない理由』を考えて何もできなくなってしまう人の共通点として、『やるからには、きちんとやらなければいけない』という思いが強すぎるということがあります。でも家事や育児というのは、きちんとやろうと思ったら、ものすごくきついと思います。(略)だからまず、完璧にやろうと思うところからやめるようにしないと。適当でいいんですよ。」(p20)
「それでも『やる気が出ない』というなら、『やる気にならないとできない』と思っていること自体が間違いだと言いたいです。」(p21) 森田療法の紹介。
「『体がだるい』『疲れている』『落ち込んでいる』・・・そんなときに『元気を出して、やらなくちゃ』なんて思うことでやる気を出せる人なんていません。そんな感情を意識すると、ますます何もできなくなりますがから、やる気も元気もないし、気分が晴れないままでもいいので、淡々と体だけ動かすんです。」(p21)
「動機付け、すなわちモチベーションというものは、『期待x価値』の大きさに比例します。」(p29)
ダイエットがうまくいかない。 「あなたの場合は、意志が強いか弱いかではなく、深層心理の自己イメージが、体重九十kgを当たり前のこととして受け入れてしまっていることが最大の問題です。」(p47)
林恭弘『「なまけ心」に効くクスリ プロカウンセラーが教える「ダメな自分」の救い方』
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