2013年09月02日(月) |
枡野俊明『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』★★★★☆ |
枡野俊明『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』
メモ。
「『片づけ』が、楽しみの後始末ではなく、次の行動のための準備であることに」(p87)
「私の経験からいえば、”頭が冴えて” ”肌が美しくなる”のが禅の食事です。」(p91)
「仏教でいう『良因良果、悪因悪果』の理のなかで私たちは生きています。その日の自分を整える、一日を美しく生きるためのカギは、朝が握っています。」(p99)
一掃除、二信心。
「掃除をしている間は、拭くこと、磨くこと、掃き清めることに専念して、何も考えないことです。」(p101)
「部屋を奇麗に保つことは、いつも整った心でいること。」(p101)
「どんなことに対してもきちんと『けじめ』をつける。」(p110)
「時間にも境界線を決めておくのがいいですね。眠る三時間前を境界線にして、そこでその日は終わらせてしまう。」(p110)
日々是好日。
「禅に『即今、当処、自己』という言葉があります。」(p137)
「今、自分が置かれている場所、状況のなかで、やるべきことを、自分自身で一所懸命にやる。それが生きていることだ、とこの前後はいっているのです。」(p137)
「『過去だ』『将来だ』と”よそ見”をしている間にも、人生の時間は確実に流れていってしまいます。今を見つめることを忘れたら、時は空白のまま過ぎていくーといってもいいでしょう。もったいなくはありませんか?」(p137)
放下着。
語先後礼。
「お茶をいれるなんてあまりに日常的な行為ですから、ついつい心ここにあらずでしてしまうことになりがちです。だからこそ、『ただ』に徹することが大事。」(p168)
「禅に『あるべきものが、あるべきところに、あるべきように、ある』という言葉があります。それが自然ということです。いつでもありのままの姿でいる。それ以外に本当のあなたらしい美しさを輝かせる方法はありません。」(p170)
禅の暮らしをひとつずつ、取り入れたいと思います。
枡野俊明『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』
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