活字中毒のワタシの日記

2013年04月15日(月) 井上由季子『住み直す』★★★☆☆


井上由季子『住み直す

心に残ったところ。

「『とびきり上質のふつう』がここにある、と。何より、自分たちにできることを、ていねいにしているところに惹かれたのです。」(p26)

「物を整理できないまま、歳をとってしまった実家の両親を見てきたからこそ、自分で整理し、手放したい。その決意が固まってきたのです。」(p30)

ひっくり返し箱(P59)のアイデアが秀逸!

「どんな小さなスペースであっても、居心地のいい場所は作れるのだと思います。ちょっとしたコーナーだっていい。『ここだけは』という場所があれば、新しい家全体ともなじんでいけるのではないでしょうか。少しずつ、ゆっくりと。」(p99)

「自分の時間と場所を作る  -お義母さんの場合」(p104)

「『ずっと”工夫生活”です。工夫といっても大それたことではなく、ちょこっとしたことばかりですが』」(p112)

「たとえ住まいに満足がいかなくても、改装する費用や専門的な技術などなくても、できることはたくさんあります。生活をよりよくしようという気持ちさえあれば、住まい方は変えられる。」(p113)

「『心地いい空間とは、その場所に合った生活のありようが整ってくることだと思うんです。』
由季さんはそうも言います。家や空間に無理なく寄り添っていくことだ。と。」(p113)

「マイナスをプラスに、プラスはもっと愉快に」(p112)

井上由季子『住み直す



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