刑法奇行
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2004年12月24日(金) メニークリシミマス

 昨日はS事法務、今日は第一H規と忙しい。祭日とクリスマスなのに・・・。

 もっとも、今年は娘がクリスマスケーキを作ってくれて、感涙した。もう、コージーコーナーや不二家などに「さよなら、さよなら、さよなら」である。娘は依然としてサンタの存在を信じているようだ。いずれ気がついて、夢を一つ失うことになる。夢を失っていくのが、大人への階段だとしたら、それはあまりにエンプチーである。「星よりひそかに、雨よりやさしく・・・おもちなさいな、いつでも夢を〜」をどれだけ維持できるかが重要である。

 我々業界人の中で、今、夢をもって研究している人がいるだろうか。残念ながら、ほとんど名前が浮かんでこない。刑法学に夢はあるのだろうか。今年お亡くなりになった諸先生方は、夢を持っていたような気がする。しかし、そう思うのは、おそらく、死が「夢の途中」と位置づけられるからではないか、とも思う。

 これに対して、修復的司法にはまだまだ夢が内在している。それはなぜかと考えると、修復的司法が「ジャスティスとは何か」に関わる問題だからであろう。そうであれば、翻って、刑法学もジャスティスの問題と今後深く関わっていけばいいのではないかと思うのである。来年以降の自己の課題としたい。

 クリスマスも、昔は、町中大騒ぎで、サラリーマンが「メリークリスマス!」を連呼していた。まるで、「植木等がいっぱい」状態であった。今はそれほどでもなく、静かでいいのだが、何か醒めた状態である。
  
 サンタはいると思い続ける大人がいなくなり、月ではウサギが餅をついていると思い続ける大人がいなくなり、アリスの不思議の国はあると思い続ける大人がいなくなり・・・、子供達にどんな夢を与えることができるのだろうか。

 今日は、ワインの飲み過ぎかもしれない。

ジャスティス for 七面鳥よりチキンライスがいいや

注:今日から、ジャーニーにかえてジャスティスにしよう。


norio

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