刑法奇行
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2002年08月08日(木) T魔園

 昨日は、娘と家内と3人で(息子は野球)、T魔園に行った。いくつか乗り物に乗ったあと、流れるプール、波のプール、大プール、小プールとすべて行為支配した。日焼けで背中が痛いし、流れるプールでただ歩いているだけだったのに、足が若干つってしまった。明らかに歳である。

 仕事がはかどらないのに、家族サービスも大変だ。もっとも、仕事をやっていると、違う関心が激しく出てくるのは、昔から変わらない。つまり、違う本を読み出してしまうのである。したがって、当面の仕事がどんどん遅くなるのは当然である。
 柴田翔の『贈る言葉』の中にあった「現実と憧憬とのギャップ」をいまだに抱えているのかもしれない。目の前にある仕事は空しく感じられ、もっと大事なことがあるのでは、とつねに思ってしまうのである。むしろ、憧憬のほうが現実的である感覚である。
 前にも書いたように、フリーの学者が夢である。好きなときに好きな本を読む。それも、ドイツで、フランスで、スイスで・・・。自分が「なーるほど」と思う日々が果てしなく続く。
 しかし、外部に発表するということもわれわれの責務であるわけだから、自分だけ納得しているわけにはいかない。もっとも、本当に納得した後に発表するとなると、それは不能犯であるから、やはり、現時点でとりあえずとなる。永遠に不完全燃焼状態が続く。完全燃焼した「あしたのジョー」には決してなれないのである。

 とにかく、若いカップルが多い中で、醜態を晒して、プールにいるのは苦痛である。娘と一緒だから、一応絵になるが、もし1人だったら、「怪しいおじさん」である。プールの監視人に注意されるかもしれない。しかし、こうしたおじさんたちが楽しく入れる日を作ったらどうかと思う。名前も、年増園(ここでは、男も含めての意味で使用する・・・念のため)なのだから・・・。

ジャーニー to プール・オン・ザ・ヒル


  


norio

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