刑法奇行
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昨日、高校時代のクラスを中心としたメーリングリストによって、K君の訃報がとびこんできた。脳溢血で昨年倒れ、1年後の死亡である。徐々に、そういう年になってきたことに、今更ながら驚く。ご冥福を祈りたい。
大学の内外でいろいろ忙しくなってきそうである。健康には気をつけなくてならないと思うが、長年、各種臓器を使用しているのだから、ポンコツになっていくのは当然であり、新品であるわけがない。そもそも、生きていることが健康に悪いともいえる。したがって、限りある人生の中で、いかに充実した生活をするかが課題となる。しかし、充実させようとしても本当に充実するということは、これまた難しいことである。「なんだかんだ」と「どさくさ」して、生きていくしかないのかもしれない。昔の拓郎の歌「今日までそして明日から」を思い出す。「私は今日まで生きてみました。そして今、私は思っています。明日からもこうして生きていくだろうと。」
ところで、昨日は久しぶりに、S仙人と例の回転寿司に行った。以前、この奇行で取り上げたためか、混んでいたが、回転寿司だけに回転は速い。彼は、久しぶりに人としゃべるという。暑さのせいもあってか、引きこもりも激しくなってきたようである。相変わらず、食べるのは遅いが、お茶の入れ方は学習した。しかし、お茶のパックを探して、ガリの箱を開けていたことは特筆すべきことだろう。彼もいい年であり、蚊トンボのように細い体であるが、健康らしい。細いにも関わらず、大食であるから、彼のおなかには寄生虫がいるのではと、みんなで心配して大笑いしたことがある。 虫といえば、軽井沢の虫(いまだになんだか分からないが)はハームを与え続けている。徐々によくなっているが、完治はしていない。原稿の催促に対する正当化事由として援用しているが、催促する編集者も強力な虫のように侵害してくる。最後の手段として、虫ならば、無視するしかないのかもしれない。
ジャーニー to 雪の降る町
norio
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