刑法奇行
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(既に)昨日は、3・4年ゼミの謝恩会であった。これまで、追コンはあったが、謝恩会ははじめてである(東洋大時代は毎年あった。幹離任さんの教唆による結果発生である)。新宿のパーティー専門のレストランを貸し切りで、舞台があった(何度のぼらされたであろうか)。ジャイアンツのユニホーム(高橋選手のである)を着せられて、巨人軍の歌とともに、お色直しで登場である。その後、皆が私のユニホームにマジックで色紙に書くように、一言書くのである。私は「まな板の鯉」状態であった(密室の恋ならよかったかも)。それが終わると、舞台で「なごり雪」を歌った。それから、大ビンゴ大会、スライド上映、プレゼント贈呈式、そして私の挨拶・・・。幹事の3人は本当にご苦労さんであった。とってもいい「感じ」だった。何人かの卒業生が泣いていた。私も花粉症で泣いていた。 8号館とともに卒業という節目だ。いろんな思い出を抱いて旅立つわけだ。しかし、思い出だけでは生きていけない(それは既に老成化した生き方である)。やはり、若者は、ファウストのごとく、「明日に向かって撃て」である。背中にWの一文字だ(まさに、サインはW)。 それにしても、私へのプレゼントもジャイアンツ一色である。ジャビット君がこれほど重いとは(わが家のラビットは軽い)。
思い起こせば、曽根ゼミ1期生として、当時謝恩会などしなかったなー。追コンはあったという記憶はある。あれから多くの時が流れ、本当に、「思えば遠くに来たもんだ」。 大学4年間は4年間の暇であると言ったのは、柴田練三郎だったと思うが、そのとおりである。二度と帰らない貴重な暇なのである。
なお、卒業生へのプレゼントには、もちろん、私の直筆の親父ギャグが記されている。旧態依然のものが多いが、「原因においてノリオな行為」と「業務上ノリオギャグ罪」は気に入っている。
まあ、とにかく、皆がんばってもらいたいと祈るだけである。「人生は困難だ。映画のようにはいかない。」と、ニューシネマパラダイスでのアルフレッドの言葉がしみる。
ジャーニー to the long journey
norio
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