刑法奇行
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2002年03月17日(日) fan fun 不安

好きなタレントとか好きな作家とか、たとえば、前者であれば、天地真理(もちろん当時の、いまは詐欺である)、後者は、太宰とカミュである。なぜ、ファンになるのか、それは、自分を名宛人としていると感じるからであろう。太宰を読んだとき、これは自分に語っているのではと錯覚した。
刑法の教科書や論文の中にも、宙に向かって書いているものもあるが、自分に向けられて書かれていると思うものもある。そういうときは、とてもうれしい。しかし、考えてみると、そうであれば、自分が書いたものが一番自分に向けられているから、自分が喜ぶ論文を自分が書けばいいのだ。つまり、自分自身が自分のファンとなる。

昨日は、佐々木先生の特別刑研だった。言いたいことを言いあう貴重な研究会だ。飲み会で、若手研究者の将来の不安が少し話題となった。我々も皆そうだったことを忘れないで欲しいし、それでもいろいろ楽しかった。自分の考え方次第である。自分の研究そして論文作成・・・。それは実は、自分を楽しませるためでもある。

不安が、funとなって、自分が自分自身のfanとなるわけである。
もっとも、これは、他人のギャグは笑えず、自分のギャグしか笑えない私だから可能なのかもしれないが・・・。

とにかく、自分が喜ぶ論文を書けばいい。自分が喜ばずして、他人を喜ばせることはできない。ファン・ファン・ファンである。

ジャーニー to となりの真理ちゃん


norio

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