刑法奇行
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2002年03月06日(水) 天下寿司

久しぶりに、S仙人講師が研究室に来たので、会議終了後、栄通りの回転寿司に行った。彼は、いまだに回転自体に慣れていない。皿を取ることが思うようにいかない。狙いを付けて、目で追っているが、手が追いつかないから、隣の人の方にいく寸前でようやく皿を獲得するのである。はじめて彼を連れていったとき、お茶の出し方が分からなかった。手でボタンを押すという暴挙に出たのである。そもそもシステムを知らなかった。さらに、食べる速度が遅い。わが家のウサギのような口でもぐもぐしている。私が5皿で彼が1皿の割合である。どんどんとったらと言うと、目の前に食べる予定の皿を集めただけとなる。回転しない皿が目の前にあるから、彼にとってここは回転寿司ではない。あるいは、自分で目の前の皿を回し出すかもしれない。あるいは、自分自身が回るかもしれない。いずれにせよ、何かが回転していれば、そこは彼にとって回転寿司と言えるかもしれない。
まあ、彼にまつわるエピソードは切りがないほどある。いずれ、彼をテーマに小説を書く予定である。芥川賞受賞は間違いないだろう。
帰宅後、西原先生から『21世紀のアジアと日本』という著書が届けられていた。春夫先生の話題を書いた直後だけにドキッとした。とにかく、構想がでかい。こういう人物はおそらくあと100年経たなければ出てこないかもしれない。

じゃーにー to アジアの純真


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