刑法奇行
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退屈な採点の中でも、明日にでも司法試験に受かるのではと思わせる答案に出くわすことは喜びである(1年生なのに)。また、ごく少数ではあるが、講義評価が追記されてるのもある。「みんな本当は喜んでいますから、うけなくてもがんばって下さい。」という激励もあれば、受けたものを挙げる人もいる。たとえば、「単位を落とすのは、君たちの不作為犯である。」とかである。 よく分からないものもある。「慶應で自分の携帯が鳴ったことから自殺の問題を説いたことはさすが」とかである。自治会の講義評価にはこっちが笑った。「福田官房長官の顔を覚えた」「早稲田周辺のラーメン屋を覚えた」「刑法なのに異常に出席率が高い」「小指の想い出が伊藤ゆかりで、園まり、中尾ミエの3人娘であったことは誰も知りませんよ」「自笑行為は結構好きです」・・・。 こういうギャグを思わずいってしまうのは、みんなのためではなく、自分が楽しいからであろう。事実、他人のギャグには笑えないのである。だから、K大の某先生とはいつも互いに疲れてしまうのである。おそらく、二人の近くにくると、あまりの寒さで凍えるだろう。現代刑事法の人たちはよく風邪をひかないものだ。
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