恋人はスナイパー 《劇場版》
DVDにて視聴。04、東映。
シリアスドラマとして見るには脚本がありえなさ過ぎ、バカ映画として見るには構成も映像もコギレイに纏まり過ぎで、正直、見てて寒かった。アクションも編集で誤魔化し過ぎで、全然燃えなかったしな。ナイフを突きつけられて痛みに耐える水野には萌えたけど(←「もえ」の字が違う)。殺し屋役がもっとちゃんと演技力のある人なら、もーちょっと映画単品として見れるものになってたと思うんだけど、それだと企画自体なかっただろうしな。ラストシーンだけは凄くカッコ良かったけど、あのシーンはブルース・リー映画へのオマージュで、内村オリジナルの演技ではないらしいしね…。
八千草薫といかりや長介目当てに見たんだけど、八千草さんがTV版で使われた映像の再現でしか出てなくてちょっとガックリ(TV版の彼女はほんとにチャーミングだった!)。そしていかりや氏がもう全然皺枯れた声しか出せなくなってたのが切ない。ご冥福をお祈りします。
2004年11月27日(土)
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