他人に言う 言葉を選び 計算し 笑ってみせる仕草までを どうしてここまで自ら嫌忌できるのかわからない
聞くだけで吐きそうになる言葉、というのが誰にでもあると思いたい。 そして吐きそうになるとしても顔だけは笑っているしかない、という状況が誰にでもあると思いたい。
こんな思いをするくらいなら早く死んでしまいたい、 早く早く終われ人生。
こんなことを考える僕は幸せを望んでいないだろうか。 望んでいないからこんなことを考えるんだろうか。 何だっていい。 ただ苦しい、苦しいのが僕の弱さだと思う。 何をしてでも弱くありたくないのに
かみさま、と呼ぶ かみさま
祈り願うその姿になれたらいい。 願うものはたぶん、別な人間の魂で。
K、 こんな時にばかりあなたを思い出してごめん。 K、僕のかみさま、 ただあなたにいてほしい
日々穏やかにあなたは眠り、 日々新たに心が巡る、 もう思い出すことはないと少し、信じてみたりもしたのに。
胸の琴 揺らす指のひともとに わが身を弓とし 届け恋の矢
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