あきれるほど遠くに
心なんか言葉にならなくていい。

2008年05月25日(日) 転落する愚者





返信したメールがもう帰ってこないのを知って、
あぁまたやってしまった、と思う。

ひとの求めるものと僕が求めるものとが、限りなく正反対のベクトルを向いていることをまだ理解しきれていないのだと思う。
どうしよう。
といってももうどうしようもないことはわかっているので
重い胸を抱えて横たわってみる。今日はさらに暗い闇の中。



どこへも行けないことくらいわかっている。
禁を破って送ってしまったメール。
たった一通の、それにどんなに時間をかけ逡巡し送信ボタンを押したのかをひとはきっと知らないだろうと思う。

  結局、

これからまた永い永い夜を過ごす。

  結局、手に取れないものは手に取れないままで、僕は心が磨耗するのを待つしかない。

希望がまたどこにもないのを見る。

  だけどこの心がいつか褪せるだろうか。

静寂が耳に痛い。その中を何度も、ひとの声が何度も僕の輪郭をなぞって落ちていく

  いつか褪せてくれるだろうか。

そしていつか自分の言葉が意味を変えるのを見る。












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