こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2003年09月30日(火)  私も、帰りたいよ。早く。


なんで、こんなにさみしいのかわかった。
火星が離れてゆくのが耐えられないようです、私は。



抜けるような空の青さに心を染み込ませながらも
空の遠さに切なさを感じます。
秋です。 
もう冬は間近です。


遠くなってゆく赤い星を見ていると
また私をおいてゆくのね
って、そんな気持ちになるの。


6万年ぶりにこんなに近くにいられるのに、
それでも私のことを見つけてはくれないのね。

そして、また遠くへ行ってしまうのね。
私を置いて・・・・・・・・。


私も、帰りたいよ。早く。



赤い星が離れてゆくことが、こんなにも切ないのには
もうひとつ理由がある。
それは、あの王子さまのせいだ。


私の理想の男性は「星の王子さま」です。


赤い薔薇を愛し
その愛に気づいたがゆえに
いのちを投げ出して
あの赤い星に帰っていったあのお方。



エレファントカシマシの「赤い薔薇」を聴いていたのは
スピッツの「俺の赤い星」を聴いていたのは
無性にその曲たちが聞きたくなったのは
そういう深層からの想いなんだろう。


今日のバイトの現場は本町でした。
終了後、地下鉄の駅に向かって歩いていると、
御堂筋(大阪のでっかい道路ね)にさしかかった。

下からライトで照らされたイチョウ並木がうつくしかった。
その緑色の美しさに魅せられて、電車に乗らずに歩きはじめた。
愛しき火星は私の背中を眺めている。


本町から天神橋筋六丁目まで。
あるいたなぁ・・・。
楽しかった。
いろんな歌をでっかい声で、道ゆく人に振りかえられながらあるいたよ。

天六でおにいちゃんにナンパされた。
はて?? 
最近、老若問わずチャレンジャーがおおいのはナゼ?
世紀末か?



きょうのうた。。。

スピッツ 田舎の生活 

必ず届くと信じていたマボロシ
言葉にまみれたネガの町は続く
さよなら さよなら
いつの日にか 君と また会えたらいいな


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