こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2003年09月24日(水)  世界はもっともっと、想像ができないくらいに広いんだ。

愛する男のひとり・たろうのバンドThe country hunchbacksの新しい作品が届いた。
我が沖縄の愛人さやか姫がおくってくれたのだ。

沖縄で(喜納昌吉は別格として)一番愛してるバンドがこのハンチバックスだ。
けれど私は「解散しろ!」とたろうにいいつづけてきた。
その当時のメンバーでは、たろうの才能が活かしきれていなかった。
しがらみを断ち切れない甘さを抱える彼はバンドでやるよりも
ソロでやりたい放題やったほうがすごい音が出せるはずなのだ。
ドラムとウッドベースが脱退したあと、一時の休止を経て
ジャンキージャップドックスのベースやーすーと、ドラムはしらん人が入った。
今作は新生ハンチバックスの一作目にあたる。

頭で歌ってるなあって感じ。

まぁったく、こころに響いてこなかった。
ダメだ。
よくこんな作品を世に出したもんだと、呆れかえった。
うたヘタすぎやし。

私は彼の才能を愛してるのになぁ。
自分自身に負けてるんだろうなぁ。
すべてにおいて、中途半端だなあ。
まあでも今、こんな感じなんだろうなあ。
鳶谷太郎さんは・・・

親愛なるたろう様。
待ってます。その才能が本当の意味でスパークするその日を。
才能ってのは、自分自身と対峙しつづける、
よりよいものを求めつづける貪欲なる妥協なき精神のことでもあるんだよ。

なんだかなぁ・・・。
2曲目の最後のほうなんて、私にはダウンタウン松本のパクリにしか聞こえんズ。


今日の昼、千里中央のピエトロでランチを食べた。
店長をはじめ、スタッフのみなさん教育があまりにもなってなくて、
終いにはわらけてきたほどだった。
こういうプロ意識のかけらもない店に入ると、愕然とする。
最悪な店だ。

ついでに、もう一軒。
松屋町の「練」の入り口にあるクレープ屋。ここも入ってはいけない。
奇跡のようなまずいクレープが出てくる。
よく金を取るなあと、その根性に拍手したくなるくらいの作品。


逆に大好きなのは
阪急京都線上新庄駅(でも駅からだいぶ離れてる)の「Cafe g」
すべてにこだわりの店。
グラスワインを注文しても、ちゃんとボトルをあけてくれる店。
すてきなマネージャーさんが、蓄音機で音楽を聞かせてくれる店。
食器のひとつひとつが愛情をこめられて磨き上げられている店。

いま私は、自分の本を出版するまで禁gしてるから行けないん。
それくらいに大好きなお店です。
うちがいかんうちに潰れてしまわないように、
近所のひとはお金落しに行ってください! よろしく

以上!



自分がこの世界に存在する事の意味とか、価値とか、
そんなことをずっとずっと考えていた。
ちいさな頃からずっと。

私はなんのためにうまれてきたんだろうって。

でも、もうそんなこと考えるのはやめた。

価値がなければ、私は生きることをやめるのか?
意味がなければ、私は生きることをやめるのか?

今までに何度も生きることをやめようとしてきた
でも、結局のところ、私の息の根は止まらなかったんだ。

今も、いろんなことを考える
でも、今の私は自死することはできない

守らなくちゃいけないものもある
書かなくちゃいけないこともある
私だからこそ書けることもあるんだ
それを書かないうちには終れない


価値がなんだぁ?
意味がどしたぁ?
そんなことは問題じゃない。

ごちゃごちゃ頭で考える前に
やりたいことを、やれることを、やるだけだ。

人を刺す前に、その環境から抜け出すことを考えな。
自分を刺す前に、その環境から抜け出すことを考えな。
そこだけが、あんたの場所じゃないよ。
世界はもっともっと、想像ができないくらいに広いんだ。

ほら、いくよ。




明日は、フラワーカンパニーズのライブに行ってきまする!


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