こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年07月12日(金)  矛盾の上に咲く花を 根っこの奥から抜きましょう

 カミングアウトします。
    ほんとの私は、とんでもないヤツ。結構。 マジで。

 うちの姉は、私のこのサイトを見て、「あんたじゃなーい」という(笑)。 
 このサイトのファン(が、そもそもいるのかは疑問やけれど)は、
 生の私とあっても、違和感があると思う。

 生きること、言葉で話すこと、文字で表現すること、
 どうしてもちょっとづつさ、違いが出ちゃう。
 でも、どれも、私。どの自分もちゃんと好きでいたいなあと思う。
 今は、まだ全部を好きではいられないから。

 足元をちゃんと見つめながら、それでいて大きな世界も見つめていたい。
 天と大地の両方のバランスが取れてこそ、ほんとのかっこいい人間になれると思うから。

 かっこいいものはかっこいい。好きなものは好き。

 ちゃんと、素直に好きなものを認めて生きていきたい。

 私はすごくカッコつけたがる人で、「自分」というものをワクにはめてる。
 それから外れているものは、あんまり認めないか、好きでも公言しないで生きてきた。

 でも、そんな私の生き方が一番カッコ悪い。
 だから、もっともっとさらけ出そうと思うのさ。


  沖縄の若きインディーズバンド「Mongol800」が好きだ。
 へへ。 決して若いフリではない。

 2枚目の「MESSAGE」はほんとにすばらしいアルバム。
 まあ、知らない人はいないでしょうってなくらい有名なアーティストだね。

 モンパチとは何度か仕事で一緒になったんだけど、ファンなのはやっぱり隠しといた(笑)


「矛盾の上に咲く花」という曲がある。

 すばらしい歌。ほんとうにいい歌。

 歌詞を紹介しようと思ったけれど、この曲はメロディーにのってこそ、伝わるのだとおもう。

 だから、ここでは紹介しない。

   私の胸を鷲掴みにする「矛盾の上に咲く花」
       興味のある人は、CD屋に走ってケロ。


 最近、ミスチルもいいなあと思う。デビュー前は、なんじゃこりゃ?って思っていたんだけれどね。

 最新アルバムの「甦生」、ほんとうに名曲。


  叶いもしない夢を見るのはもうやめにすることにしたんだから
  今度はこのさえない現実を 夢みたいに塗り替えればいいさ
  そう思うんだ かえていくんだ きっとできるんだ
                             <甦生>

   青いって言われたって、夢見がち!なんて言われたってさ、
  夢を見なければ、現実を動かしてはいけない。
  理想がなければ、実現できない。

   だから、私は、こういう言葉にはっとする。

   そして、こういう曲を若い人たちが聞いているってことに希望を抱いている。

  アーティストは、その胸の中に存在する抑えきれない想いを、カタチにする。
 それが、文字として出てくれば作家、音楽として出てくれば音楽家、絵として出てくれば絵描き。
 でも、私は思う。
 いわゆるアートと呼ばれている表現をしている人だけがアーティストなのではないんだって。
 ほんとうのこころの叫びを、その人なりの表現をすることがアートなんだ。

 数学で表現する人、野菜づくりや花づくりで表現する人、建築、土木、清掃、なんでもあるさ。

 ほんとうに大切なのは、結果じゃなくて、カタチじゃなくて、なにを伝えたいか。なにを表現したいのか。

 この世界に住む、すべての人が、そのこころの中の抑えきれない衝動を、
 その人にあったカタチで表現するアーティストになれば、
 世界はどんなに美しくなるだろう。 

  あなたは、なにを、どう、表現しますか?。


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