こころの大地に種をまこう 春名尚子の言霊日記

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2002年04月01日(月) 壊れた扉のカギはどこに?


 あう。またしても、変なスイッチ入っちゃった(笑)。

 書き続けてきた小説を、昨日書き上げた。お疲れさん、私。
 それで、某賞に応募した。さて、どうなることでしょう。
 400字詰め原稿用紙に換算して450枚ほどの小説。
 去年の7月頃から書き始めて、書いてはやめ、書いてはやめ。
 で、これじゃおわらんと思って、賞に応募することで自分に締め切りをつくった。
 いやー、やはり締め切りがないと、私って書けないや。


 これまで、なんちゅーんだろうか自分のかいてきたジャンルというのがよく私わからないけど、一応ノンフィクションばっかりだったので、物語をつくっていくというのはまったくの初体験。

 まあ、ミニコミをちまちまとやっていたときには、小説風?、なんちゃって物語?を書いてはいたんだけど、こんなに必死に取り組んだんははじめてで。なかなか面白かった。

 なんで変なスイッチかっていうとね。
 それだけ書きまくって、抜け殻になったかというと、それがちがうんだわ。 

 書くことの快感に目覚めたというか、最近こんなに長編をがーっと集中してかくことがなかったものだからねえ。
 抜け殻どころか、次のプロットがガンガン浮かんできてしまっている。


 さすがにね、最近は半徹夜状態がずっと続いていたから昨日は早めに寝たんだけど、今日は起きたらもう書きたくて仕方がなくてね、興奮状態が続いている。
 
 なんだこりゃ?、ランナーズハイかい?。

 でも、ぐっとこらえて洗濯したり大掃除したり、日常のことでさぼっていたことをちゃんとやったのよ。

 あと、書いているときからずっと「これが終わったら、これが終わったら・・・」と呪文のように唱えていた、ホームセンターに植物を買いに行くという自分との約束を果たした。

 今回は、野菜の苗いろいろ、セージ3種、ひまわりの種(今度はいろんなのが混ざってるやつ)、とかね。いろいろ。家庭菜園おばさんになってるよ。

 で、いろいろ家のことをやってても、熱はまったく冷めず、それどころか頭んなかでいろいろと構想が膨らんできた。

 ええい、このまま書いてしまえ!。

 パレスチナとイスラエルも、インドとパキスタンも、もーあっちこっちが大変なことになっているんだ。私は、ちゃんと思ったことを表現しながら生きてやる!。
 だって、それが私の仕事だから。

 沖縄のいろいろ感じたこと、世界を見て思ったこと、自分が今まで勉強してきたこと、全部出しつくして作品を書いていこうと、今さらながらそう決心した。

 またしても、資料や原稿に囲まれる日々だ。

 ふふ、でも結局はそれが好きなんだよ、私は。
 てなことで、この発作的日記も更新されたりされなかったりが続くと思うけれど、ご容赦下さいませ!。形になったら、ちゃんと報告するね。

 ちなみに、私の代表作は「喜納昌吉1948-2000 流れるままに」(エイト社)というもので、喜納昌吉さんのこれまでの歴史や「花」にまつわるエピソードなどいろいろ書いております。興味があれば、読んでみて下さいな。


 今は、なぜかエレファントカシマシのCDを聞いてる。
 むかーしのヤツね。叫んでるよ、宮本。


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